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地震のとき、ガスは震度いくつで止まるのか

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万が一のことがないよう、守られているわけなのです。

7月16日に起こった新潟県中越沖地震。
長野県北部にある私の実家付近でも、被害の規模は小さいながら、向かいの家のブロック塀が崩壊したり、ガスが止まったりと、混乱があったようだ。

私の母なども、急なことでうろたえ、長野都市ガス株式会社に問い合わせて復旧方法を教えてもらったと言っていたが、そういえば、地震時にガスが止まることは知っていても、どのくらいの揺れで止まるとか、具体的な復旧方法など、意外と知らないもの。
地震でガスが止まる基準は、全国的に決まっているの? 東京ガス株式会社に聞くと……。
「地震による止め方は、『家庭ごと』『地域全体』の2段階あります。東京ガスの場合、まず各家庭のガスメーターのマイコンメーターが、震度5程度の揺れを感じた場合、その家庭への供給がストップするようになっているんですよ」(広報部)
「マイコンメーター」は現在、設置が義務付けられ、全国的にほぼ100%近くまで普及が進んでいるのだとか。

ところで、今回のような大きな地震があった場合には……?
「二次災害を食い止めるため、被害の大きい地域は地区内全体でガスを止めるようにして、被害の小さい地域への影響を最小限に抑えるようになっています。東京ガスの場合、首都圏を101個のブロックに分けているんですが、ブロックごとに、『ガバナ』という、ガスの供給源でガスをストップするんです」
地区全体がストップするのは、東京ガス(株)では、震度5強より強い地震のときというが、これは都市ガス事業者の規模によって、「ブロックごと」「会社全体」など、まちまちなのだとか。

ところで、いったんガスが止まったら、どのくらいで復旧させて良いものか。
「ガスの供給・製造設備は問題なく、各家庭レベルで止まったものに関しては、自分で復旧できます。この場合、止まってすぐに復旧しても、問題はないんですよ」

具体的な方法は、
(1)ガス器具を全部止める
(2)ガスメーターのところに行き、メーターのむかって左上の黒いキャップを外して、復旧ボタンを押す
(3)3分ほど待つ
(4)ガスが流れていない場合は赤いランプがつくが、ランプが消えたら、再開できる
……というもの。

ただし、今回のような大きな地震の場合は、ブロックごとに根元からストップされているわけで、その場合、復旧を待つしかないのだとか。
「ブロックごとにストップした場合は、まず供給をストップした全てのお客さまのガスメーターを止めます。次に復旧効率をあげるために、復旧できそうなエリアから、ガス管の漏洩調査や被害がある場合は修理を行い、終わり次第、一件一件確認しながらガスを開栓するという手順になります」

ちなみに、ガスが止まっている場合には、ガス事業者のHPで復旧方法を発表したり、報道メディアにも発表の協力を求めているそうだ。

いざというとき慌てないために、「避難グッズ」の準備はもちろん、一度、家庭のガスメーターのある場所や復旧方法を確認しておくのも必要かもしれない。
(田幸和歌子)

2007年7月23日 00時00分

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