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更新で「普通免許」が「中型免許」に変わる?

更新で「普通免許」(上)が「中型免許(限定付き)」(下)に変わった

5年ぶりに運転免許の更新に行った。今年から免許証もICカードになったという。どんなものかと期待しながら、受付から講習までの約1時間を過ごす。おっと、できあがった免許証を見てびっくり! 筆者の「普通免許」が「中型免許(限定付き)」に変わっているではないか。いったいどういうことなのだろう。

6月2日に施行された改正道路交通法。「普通」「大型」の2区分だった四輪免許が「普通」「中型」「大型」の3区分に変わった。昔、教習所に通ったみなさん、「普通免許で4トントラックが運転できます」という教官の言葉を覚えていますか? 今回の改正で、普通免許で運転できるのは2トントラックまでになった。4トントラックの事故が多いからだという。しかしそれでは、今まで普通免許で4トントラックに乗っていた人たちが困ってしまう。だから、「6月1日までに普通免許を持っていた人は、今までどおり4トントラックに乗っていい」ということになった。普通免許の大多数が、次の更新で「中型免許(限定付き)」に変わるのである。チョット得した気分だが、実のところ、運転できる車の種類は全然変わってない。

似たような話は過去にもあった。筆者の父親は40年以上前に二輪の免許をとった。125ccのバイクで試験を受けたそうだが、当時は「小型」「中型」「大型」の区分がなかったため、全てのバイクを運転できる免許をもらったという。現在、「大型二輪」は難関免許のひとつ。若い人には羨ましい話に違いない。

ここでついでに、過去の運転免許の歴史を調べてみた。『警視庁交通年鑑』から、こんなことが分かる。

・昭和35年頃まで、原付(125cc以下)は免許がいらず、許可を得れば14歳でも運転できた。
・昭和43年まで、軽自動車(360cc以下)の免許があり、16歳で運転できた。
・昭和46年まで、普通免許でマイクロバス(29人乗り以下)が運転できた。

14歳で原付に乗れたとは。これが現在だったら、街が中学生の原付であふれてしまいそう。

話を元に戻すが、そんなわけで筆者は今後も4トントラックに乗れる。でも、怖くて実際には運転できないだろう。父親がナナハンにまたがっている姿も見たことがない。中型免許(限定付き)になって、何の得があるのか。20年後、社会は「中型免許(限定付き)」を持つ中高年と、「普通免許」を持つ若者が半々ずつになる。「俺は4トントラック乗れるんだぜ」と若者に自慢してやろうではないか。まあそんなところ。気の長い話。
(R&S)

「中型自動車・中型免許の新設について」*警視庁サイト内
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2007年7月21日 00時00分

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