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理容室と美容室のホントの違い、知ってますか

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違い、わかりましたか?

理容室=男性用、美容室=女性用といったイメージを持っている人は多いかもしれない。

でも、本当は、美容と理容では、業務内容が明確に違うこと、知ってますか。

全国理容生活衛生同業組合連合会によると、
「美容と理容の違いは、男女の違いではなく、法律によって業務範囲が示されていて、理容師法によると、理容とは頭髪の刈り込み、カット、シェービングやそれに付随することなどで容姿を整えること。一方、美容は、化粧、結髪、パーマなどにより容姿を美しくすることです」
と広報担当者。
つまり、カットは本来、理容の仕事なのだった。

そもそも、理容の場合、仕事のなりたちは、文明開花の断髪令がしかれたあたりにさかのぼるのに対し、女性は明治時代になっても髪を結うのが普通で、「カットでそろえる」という概念がなかったのだとか。
そのため、最初は理容美容が一緒だった法律「理容師法」が昭和23年1月につくられ、徐々に成熟してきたことによって、昭和32年に、単独の法律「理容師法」「美容師法」に分かれたのだという。

ところで、美容と理容の違いで、シャンプーに関しても「あおむけでシャンプーするのが美容、前かがみは理容」と説明する人もいるが、最近は理容でも「あおむけ」が増えているそうだ。
「江戸時代から男性は『腹を切る』イメージがあるとして、腹を向けること、つまり、あおむけを嫌ったので、前かがみになったといわれます。また、女性の場合、化粧がとれるから、前かがみはできず、あおむけの方法ができたといわれます。こじつけのようで、本当かはわかりませんけどね」

また、美容室ばかりが街にどんどん増える印象があるが、最近は美容も飽和状態で、全国で25万軒前後の横ばい状態。一方、理容は十数年前から全国で14万軒前後だという。

ちなみに、「美容(理容)院」「美容(理容)室」、つまり「院」と「室」はどう違うのか。規模の違いだったりする?
「これは呼び方、屋号の違いだけですね。そもそも法律上の用語では『美容所』『理容所』といって、『院』も『室』も使わない。これはビューティーサロンとかヘアサロンとかと同じで、イメージの違いですね」

ところで、余談だが、田舎では「理容室」と「美容室」が並んでいて、夫婦で営んでいるような店がけっこうあるけど、これってなぜ?
「理容と美容とは別の仕事なので、本来、接点はないんですが、確かにけっこうありますね……」と、広報担当者。
同じ質問を知り合いの美容師さんにもしたが、
「そうなんですよねえ。僕も疑問だったんですけど、お見合いするのかな? それか、結婚してから奥さんが美容師の資格とるとか?」
と、首を傾げていた。

それならと、母=美容師、父=理容師の友人に直接聞くと、「うちは見合いだよ。みんなそうじゃない?」とあっさり。といっても、そんなに多いことでもない気がするし、これは謎のままです。
(田幸和歌子)
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2007年8月25日 00時00分

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