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国立国会図書館って、いったいどんな本があるの?

国立国会図書館では資料は書庫に収納されている。直接書棚を見ながら探すことはなく、検索して申し込んだり総合案内に相談する

先日、ちょっと調べたいことがあって国立国会図書館に行った。国立国会図書館とは、日本国内で発行されたすべての出版物が揃っている超巨大な図書館。本好きにはたまらない場所だ。

ところが、ある雑誌のバックナンバーを見ていたら、足りない号があることに気がついた。基本的に国内で刊行されたすべての出版物は、昭和23年にできた納本制度にもとづいて、国会図書館に納入されることになっているはずなんだけど……、例外ってあるの?

そこで早速国会図書館の広報担当の方に聞いてみると、
「ハイ、基本的には納本制度によって納めていただくことになっています。ただ量が多いので、なかには納本もれもありますね」

量が多いって、どれくらいですか?
「図書・雑誌など全て合わせると年間100万冊くらいずつ増えています」
100万冊?! そんなに増えて本棚がいっぱいにならないの?
「いや、なりますよ。2002年にオープンした関西館にもかなり広い書庫はありますが、今のペースで行くとあと10年も経たないうちに一杯になってしまう可能性も……」
現時点での所蔵数はすでに約3,000万冊。もちろん今後も本は増え続けるわけで、いずれは手を打たなければならないが、現時点ではまだ書庫増設の具体的な予定は立っていない。

ところで下世話な話だが、いわゆる成人向けの雑誌なども納本対象である。実は国会図書館は満18歳未満の人は利用できないのだが、もちろんこの類の本があるからというわけではなく、
「満18歳未満の方は、多くの場合、お近くの公共図書館や学校図書館で目的を達することができると考えられ、また、施設の規模や対応できる人員等に限りがあるため」
とのこと。

また所蔵しているのは最近の本だけではない。古くは奈良時代ごろのものもあるそうだ。ただそういった貴重書は実物を見られるわけではなく、マイクロフィルムの電子データを閲覧する。また蔵書には洋書もあるそうだが、日本で発行された以外の本は納本制度が適用されないため、予算に応じて順次購入しているらしい。

ほかにどんな本があるか、気になる方はインターネットで検索も可能なので調べてみてもおもしろいかも。遠方の人には自宅の近くの図書館に取り寄せて、その図書館内で閲覧できるサービスもある(一部の本をのぞく)。

とにかく想像を絶する量の本を所蔵している国立国会図書館。みなさんも調べ物で行き詰ったとき、ぜひ頼りにしてみてはいかがでしょう?
(古屋江美子)

国立国会図書館HP
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2007年11月15日 00時00分

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