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「ヤンキー力」を考える

「ヤンキー」といえば、やっぱりこのへんですかね。

「ヤンキー」と聞いて、どんなイメージを持ちますか。不良とかコワイとか……?

おそらくオタクの対極にいる「ヤンキー」。自分などはたぶんオタク寄りだし、友人にも、もともとオタク系が多いのだが、大人になって、仕事や子どもを通じて「ヤンキー文化」と交わると、その意外な力に驚かされることが多い。

たとえば、元ヤンの家に招かれたとき。
彼女は、常に電気カーペットの温度をMAXの「ダニパンチ」にして迎えてくれる。正直、尻が焼けそうになるので、カーペットをよけて座ると、「まあ、遠慮せずにすわんなよ」と一喝。
しかも、誰もいない部屋も蛍光灯を全部つける。
地球にはまったく優しくない彼女だが、「電気類をケチらずMAXにしてふるまう」というのが「めいっぱいのもてなし」なのだそうだ。

ヘンなところでやたら気前がよく、知らない子どもたちまで集めて一斉に並ばせ、ジュースを奢って歩く元ヤンの知人もいる。

こんな「ヤンキー力」について身の周り(20〜30代の女性たち)にも聞いてみると、まず挙がったのはこんなポイント。

●体力がある・動作が早い
「大勢で集まると、みんなが食べてるそばから、ゴミをまとめる。皿を洗う。とにかく早い」「片付けが上手で、部屋がキレイな人が多い」

●年齢をこえて誰とでも一気に仲良くなる
「元ヤンの友人と歩いていると、どこでも知り合いだらけ」「かなり年上のおばさんとも、○○ちゃんと呼び合ってる」「初対面の店員さんにも○○ちゃん呼ばわりで距離を縮める」「町のお祭りや行事などに熱心に参加している」

●子どもが好き
「赤ちゃんを連れているとき、電車で席を譲ってくれたり、声をかけてくるのは、たいていコワそうなお兄さんか、派手な女子高生だった」「どヤンキーだった元ダンナは、酒乱だったけど、子煩悩で、子どもだけは溺愛していた」

●情に厚い
「他人事でもすぐ共感して泣く」「身内のことになると全力で守ろうとする」

●意外とマメでファンシー好き
「子どものモノなどをマメに手作りする」「しゃべりは『どヤンキー』なのに、部屋中プーさんのグッズであふれている」

●意外に礼儀正しい
「長髪で、鎖をジャラジャラつけている近所のヤンパパ。実は低姿勢ですごく礼儀正しい」

●交渉上手
「元ヤンの友人は『Aランチの副菜とBランチの副菜を交換しろ』とか、メニューにないオリジナルトッピングも、相手を笑わせてOKさせる」「ビデオのレンタルショップで延滞料を値切っていた」「デリバリーが大好きな元ヤンの友人は、寿司やピザの宅配場所を帰宅途中の甲州街道に指定し、道路で受け渡ししていた」

ちなみに、ある奥様雑誌の編集者はこんなことを言っていた。
「介護や福祉関係の仕事をしている女性を取材すると、元ヤンだったというケース、すごく多いんですよ。仕事も速いし、体力もあるし、お年寄りともすぐ仲良くなる。サービス精神も旺盛で、向いてるんでしょうね」

もちろん「ヤンキー=みんなイイ人」ってわけじゃない。でも、「ヤンキー力」に学ぶことはけっこう多い気がします。
(田幸和歌子)
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2008年1月13日 00時00分

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