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「枯れたおじさま」に萌える女子たち

『カレセン―枯れたおじさん専科』(アスペクト 編さん/1500円・税込)。おじさまたちへの魅力がたっぷりつまってます

男目線から見た「カッコいいおじさん」=「ちょいワル」という言葉が定着してもはや久しいが、女目線で見た「カッコいいおじさん」は「枯れ」だった!?

確かに私も「ちょいワル」は、今どきバブリーな香り漂う感じとか、ギラギラと「青二才には負けん!」とがんばってる感じとかがどうも違うなー……と思ってはいた。
そんな「ちょいワル」業界に一石を投じる!? 『カレセン(枯れたおじさん専科)』なる本が出たようです。これは、枯れたおじさまの魅力を「カレセン」(=枯れ専)女子の視点から徹底的に追求・検証した本。

さっそく読んでみたところ、冒頭にいきなり本書の考える「男の枯れた魅力とは」というのが載っていた。「一人の時間をもてあまさない」「路地裏が似合う」「ビールは缶より瓶、ペットは犬より猫が好き」「ひとりでふらっと寄れる行きつけの店がある」「さりげなく物知り」「金や女を深追いしない」「人生を逆算したことがある」「自分の年齢を受け入れている(若ぶらない)」などなど。

どうです? 本物のおじさまも、予備軍の皆さまも当てはまるところはありましたでしょうか。
その他、俳優の蟹江敬三やマンガコラムニストの夏目房之介など「理想の枯れおやじ」達へのインタビュー、実際に「枯れ氏」ができたときのための「おすすめのプレゼント(老眼鏡やこだわりの文房具など)」、「カレの晩酌に一役買い! 激シブおつまみ」レシピなど盛りだくさんの内容。さらに、気になるおじさまの生まれ年がひと目でわかる「年齢早見表」までついていてビックリ!

しかし、なんといっても必読はカレセン女子6名による「朝まで生討論 カレセン座談会」でしょう。
「あたし、児玉清が好きなんですよー」「おっ、グレセン(※ロマンスグレー専門のこと)だね」等のやりとりは序の口として、「緒形拳のホームページがさぁ、萌え萌えなんだよね〜。猫飼ってて、『おーい』って名前つけてんだよ(笑)」などなど、コアなガールトークが満載。

それにしても、本書で理想とされているような「知識はあるけどひけらかさず、欲に振り回されず、どことなく孤独の影を背負い、若い女子だからとバカにせず、認めてくれて、一緒にいるだけで楽しくて、がんばらなくていい」。
そんなおじさまがいたら確かにとっても魅力的! 恋や仕事に疲れたとき、癒してくれるのはイケメンでも年下男子でもなく、もちろんちょいワルでもなく、枯れたおじさまであってほしい! という気持ち、わかる気がします。実在するのはさておき、まぁ、妄想するのは自由ということで……。

ちなみに、これを読んで「オレも早く枯れてモテたい」と思う男子がいるかもしれませんが、「モテたい」と思うこと自体がすでに「枯れ」てないわけで、男性にとってはまさに禅問答のような女心の不可思議さよ、なのでした。
本書にはそんな「枯れたおじさま」の魅力を堪能できる本・映画・音楽もたっぷりと紹介されているので、女子の皆さんはそれらを観賞しながら「理想の枯れ氏」について心ゆくまで考えてみてはいかがでしょう。
(野崎 泉)

『カレセン』紹介ページ*「アスペクト(ASPECT)ONLINE」
エキサイト商品検索『カレセン―枯れたおじさん専科』

2008年2月5日 00時00分

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