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買ったのに読んでいない本、どれくらいありますか?

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読んでいない中で一番気になっているのが、買ってからかるく3年以上は経っている伊坂幸太郎のデビュー作『オーデュボンの祈り』の文庫本。「新潮文庫の新刊」という帯の文句が悲しい……

自分の本棚を見て思った。実は読んでない本が多いじゃないか? と。
職業柄、本をもらったり仕事のために買ったりすることも多いけれど、自分が読みたくて買った本でさえ、読んでいないものが多数ある。単行本、文庫本合わせてざっと30冊はあるはず。

姉に聞いてみると、「読むために買うから、読んでない本はない。あ、でも歴史もののマンガのシリーズだけ、まだ手をつけてないな」とのことだった。

そうそう、シリーズとかで気合いいれて買ったわりに、読むのが億劫になってしまうことってある。私はこれも図星。

それにしても、せっかく買ったのに読まないとは、我ながらどういうことか。ここまであると、「仕事におわれて云々」は言い訳にすぎない気も。買ったことで安心してしまうのか?

他の人は一体どうなんだろう。気になって、まわりの人たちに聞いてみた。

すると、結果的には「買っても読まない本がある」派と「買ったら必ず読む」派はほぼ半々。私と同じように、買ったのに読まないままの本が多数あるという人たちも結構いた。

ストック数が私と同じく30冊はあるという人たちの理由としては、やはり、読む気満々で買ったのに、なぜか置き去りになっているといった感じだ。

例えば、「評価は本物なのか? と過去の芥川・直木賞を受賞した本を何冊か買ったけどそのままに。いつかやるぞ、と買った英語教材の本や外国のペーパーバック、『ローマ帝国衰亡史』を読むぞー! と全10冊買ったのにやはり読まないまま」や、「そのときは読むつもりなのに、いつの間にかほったらかしとか、なんとなく気分が変わったり、買って満足でやはり30冊ぐらい。あとは少し読んでみたけど、途中で仕事が忙しくなったりして、中断してそのままという本だけでも10冊くらいはありそう」など。納得。

他にも「すぐ読むつもりで買うんだけど、やっぱり15冊は読んでない。ちょっと読んでみて内容に入っていけないとストックになりがち……」という人、また「読んでない本が5〜6冊ある」という人は数名いた。

中には「まとめ買いして読んでないのは10冊くらい……でも一応、2〜3カ月で読み終わる」と、一時的にだけ、読まない本のストックがあるという人も。

逆に「買ったら必ず読む」派の意見としては、当たり前に「すぐ読むために買うから」が大半。自分では職業病的なものがあるのかなとも思っていたのだが、私と同じ職業でも「『読むために買う』派。まとめて買っても、1か月以内に読んでいると思う。やっぱり『読みたい!』と思って楽しみにして買っているからかな」という友人もいた。

さらに、「本当に今、読みたい本しか買わない。なんとなく気になる程度の本は図書館や友達に借りたりする」、「一度しか読まないから、もともと本はできるだけ図書館で借りてしまう」という人たちも。

たしかに、読むことだけを考えれば、図書館や友だちに借りる方が合理的。私は読むよりも、もはや買うのが目的になっているみたいだ。

また、活字中毒気味だという友人は、「読みたくて購入した本はもちろん、手当たり次第読む。家族や友だちが購入した、一見興味なさそうな本でも、手元に本がなければ触手を伸ばす……だから読まれるのを待っている本が列をなしているような人に憧れる」とか。そんな彼女を見習いたいぐらい!

私の場合、本=プロダクトとして好きなので、どこか収集的な部分もあるかもしれない。読みたい気持ちももちろんあるけれど、それにまさるものが。

とはいえ、「ある本を読むまで新たな本を買わないこと」を心がけて、さっそく何か読んでいこう、そう気持ちを新たにしたのでした……。
(田辺 香)
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2008年3月5日 00時00分

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