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本気すぎる「ムゲンバイン」に大人も夢中!

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今年1月からはテレビCMも放送された、第6弾の食玩「ムゲンバイン五神獣」たち(各315円税込み)。トータル約1500円で5体組み合わせると、こんなカッコいい合体ロボが!
(c)プレックス

「ムゲンバイン」を知っていますか。

子供向け玩具ながら、大人の熱烈なファンも多く、オリジナルの合体を発表している個人ブログも多数ある。
「ムゲンジョイント」なる接続部は、全部で約80種もあるトイと食玩すべてに共通で、どこにも「無限」に「結合(コンバイン)」できる、文字通り「無限」の可能性を持つオモチャだ。

実は私も以前から大ファンで、部屋に飾っているのだが、気づくと、全く別のかたちに変わっている。我が家を訪れる子どもたちが、勝手にオリジナルに変えていくようなのだが、この吸引力はいったい何だ? 株式会社バンダイを直撃した。
「ムゲンバインは、2003年12月に発売開始され、トイは頭文字をアルファベット順に、AからZまで展開。また、食玩はもう第6弾まで登場しているんですよ」と言うのは、キャンディ事業部企画開発第一チームの鳥居沙菜さん。
なんともキュートな女性だが、もともとボーイズトイで「ムゲンバイン」の開発に携わり、キャンディ事業部に異動した後、食玩の「ムゲンバイン」をつくっているという生粋の「ムゲンバインっ子」である。

通常、テレビ番組と連動しているものが多い男児向けトイにあって、これは完全にオリジナルの異色の存在だが……。
「確かにここまでオリジナルでいろんな合体ができ、長く続けている商品は他にあまりないと思います。でも、番組やキャラがないと、逆に、長く定番にできる強みがあるんですよ」

開発上いちばん苦労している点について、「ブロック的な要素で、小さなパーツ1つ1つにどれだけの情報を詰め込めるか」と鳥居さんも言うように、パーツ1個1個をバラして結合させるだけに、顔を足につけたり、ありえないような結合が、案外、面白いかたちを作り出す。
しかも、食玩の場合は、1体たった315円で十分に遊べ、シリーズ5種を全種集めて合体ロボをつくっても、1500円程度! 

さらに、1体ごとに20〜30枚のシールがついてくるのだが、これがまた、カーブ部分などもピタリとよれずに貼れる繊細なつくりで、シール貼りだけで手がプルプル震え、目が寄ってきそうになるほどの細かさ! 
「『肩がこった』とか『手がふるえる』というご指摘はありますが、つい欲が出てしまって(笑)。315円では全部塗装ができないので、どうしてもカッコよくするにはシールでプラスアルファしようと。それに、ホビーとして、シールを貼る楽しみもあるんですよ」
でも、さすがに子どもにゃ、難しすぎません?
「私も個人ブログなどでいろんなモノがつくられているのを見て、『スゴイ』と驚きましたが、メインターゲットは3〜6歳。アンケートをとっても5〜6歳が多いんですよ(笑)。親子で楽しんでいただけているようです」

あくまで「メインターゲットは子ども」。
とはいえ、自分などは、一通り仕事を終え、子どもも寝かしつけてから、コーヒーを飲みつつムゲンバインで遊ぶのが、ストレス解消の至福のひとときとなっている。

合体ロボファンの創作意欲を十分にかきたてる商品でありながら、これまで合体ロボに憧れを抱きつつ、なかなか手を出せなかった人、縁がなかった人の「入門編」としても最適です。
(田幸和歌子)

2008年4月1日 00時00分

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