先日、たばこを吸っていてふと思ったことがあった。日本製たばこの原料である葉タバコって、どこで栽培されているのだろう? 日本は土地が狭いこともあって、すべて国産では賄えないはず……。だとしたら、やっぱり輸入されているのだろうか?
そこでJT広報部に聞いてみることに。
「日本製のたばこは、国産と海外産の葉タバコを使用しています。国産葉タバコは2007年産の買い入れ実績で合計3万7803トンになります。海外産の葉タバコに関しては輸入国、量とも一般には公表していません」
やっぱり輸入されているのね。でも、輸入国や量は公表していないということなので、世界の葉タバコ生産地を調べてみることに。
厚生労働省のサイト「健康ネット」に掲載されている世界銀行「たばこ流行の抑制」によると、葉タバコを栽培しているのは100カ国以上で、中国、米国、インド、ブラジルの上位4カ国で世界総生産の3分の2を占めているのだとか。ちなみに中国の葉タバコはほとんどが国内市場用で、その他の大手国は大部分を輸出用にまわしているとのことなので、それ以外の国から輸入しているのだろう。
それでは、国内の葉タバコの産地は?
「国産葉タバコの2007年産の買入実績でいうと、1位:熊本県(4191トン)、2位:宮崎県(3805トン)、3位:青森県(3676トン)、4位:岩手県(3674トン)、5位:鹿児島県(2705トン)となります」
大きく分けて黄色種、バーレー種、在来種の3種類が全国40府県で栽培されているそう。なかでも多いのは九州、東北。これほど多くの地域で栽培されていたとはなんだか意外な気がする。まぁ、畑で見かけても、それが葉タバコかどうかなんて一般の人には分からないとは思うけど。
その葉タバコだが、誰でも栽培できるのだろうか?
「栽培は許可制ではありませんが、希望者はまず地元のたばこ耕作組合やJTにご相談いただくことになります。希望者が葉タバコの栽培にあたって専門技術をお持ちかどうか、将来にわたって継続して耕作が可能かどうかなどを確認させていただき、アドバイスを差し上げることになります」
全国たばこ耕作組合中央会のサイトによると、葉タバコを栽培したい人は、JTと売買契約を行う必要があって、その契約はたばこ耕作組合が農家の一任を受けて一括して行ってくれるのだとか。…
