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毎日風呂に入るとフェロモンが出ないの!?

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フェロモン出てるかしら?

「僕、風呂は毎日入らないことにしてるんですよ(キッパリ)。毎日なんて入ったら、フェロモンでなくなっちゃうじゃないですか!」
先日、友人がこんな発言を堂々たる態度で放った。これに対して、周りにいた女性は全員、大ブーイング! もちろん本人もこういったリアクションを期待しての「半分・ネタ」ではあるのだろうけど、これって実際にありうるのだろうか。

そもそも「フェロモン」は、動物が体外に微量に分泌することで、同種の個体の行動などに影響を与える物質の総称。
また、かつてはワキガなどがフェロモンとして存在していたとも聞くけど……。
医療法人社団池谷医院の院長で、『知って得! 正しい医学知識』(成隆出版)の著者、池谷敏郎先生に聞いた。

「フェロモンは、体臭・ニオイによって相手を刺激するもので、動物にとっては非常に大切なもの。動物の場合は、性行動のときにニオイを出すのですが、人間は別の部分で惹きつけるようになり、必要がなくなってきてますよね」
とはいえ、人間にとっても「動物のときの名残りではないか」と言われているのが、腋の下や陰部などから出る体臭のモトになる汗なのだとか。

「体臭やワキガは、『アポクリン腺』から出る汗によるもので、アポクリン腺は腋の下や陰部に集まっています。これは性ホルモンとの関係が深く、思春期などに多く分泌されるほか、性的興奮時・緊張時・ストレスを感じたときなどに活発になるんですよ」
ただし、アポクリン腺から出る汗そのものが臭うわけではなく、基本的には汗に含まれたタンパク質が雑菌に分解される際、臭いを発するのだという。
「確かにアポクリン腺から出る汗は、動物だった頃の名残ではないかといわれていますが、人によっては嫌がることもありますよね。お風呂に入らないと、フェロモンが……というのは全然関係ないと思いますよ。汗臭さ=フェロモンということではありませんから。むしろ不潔な印象を与えてしまうデメリットのほうが大きいと思います」

人の好みはそれぞれ。キツイ体臭が好きという人は確かにいるが、風呂に入らない=フェロモンたっぷりというわけには、やっぱりいかないようですよ。
(田幸和歌子)
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2008年6月8日 00時00分

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