家で気軽に食べられるインスタントラーメンは今も昔も変わらぬ人気。各社からいろいろな商品が販売されているが、昔からの定番といえば、1966(昭和41)年に発売された「明星チャルメラ」もそのひとつだろう。


約40年にもわたり愛されてきたチャルメラ。時代とともに味のバリエーションも増えた。ところで定番のチャルメラにおける“定番の味”ってなんだろう? 個人的な人気予想は、しょうゆ(1966年発売)・みそ(1984年発売)・とんこつ(1985年発売)・塩(1990年発売)の順。単純に発売日が古いものほど人気が高いと思ったのだ。

明星食品株式会社に回答を聞いてみた。すると売り上げによる袋めんの人気順位は1位:しょうゆ、2位:とんこつ、3位:みそ、4位:塩。参考までにカップめんは、1位しょうゆ、2位:しお、3位:みその順だった。やはり定番のしょうゆ強し! である。

チャルメラといえば、パッケージに描かれたおじさんのイラストが目印だが、
「チャルメラおじさんは、年齢不詳で住所も明らかにしていません。ただひたすらラーメンを愛して、毎日屋台をひいている人物です」
時代とともに、ズボンのつぎあてをなくしたり、ポーズを変えたり、若干の変化はあるが基本的には変わっていない。ちなみにチャルメラと聞いて思い出すあのメロディ。それを奏でる楽器の名前が実は「チャルメラ」という。


また10月6日には久々に袋めんのリニューアルも行われるそう。麺は従来より歯ごたえがよく伸びにくい、しっかりと硬めの食感の麺に変更。スープは隠し味のホタテの旨味をアップ。野菜を入れてもより美味しく食べられるような濃い味わいにしたのだそう。さらに麺には牛乳約2本分のカルシウムも麺に練り込まれた。

対象は『明星 チャルメラ しょうゆラーメン』、『明星 チャルメラ みそラーメン』、『明星 チャルメラ 塩ラーメン』、『明星 チャルメラ とんこつラーメン』、『明星 チャルメラ 焼きのり6枚付き』の5品を全国にて、また四国限定で『明星 チャルメラ 新味』をリニューアル販売する。

昔から変わらない美味しさを大切にしつつ、よりヘルシーに改良が加わった新チャルメラ。この秋はいつも以上に注目を集めそうです。
(古屋江美子)
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