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経済学部が製作した、恋愛ストーリー仕立てのカレンダー

2010年1月14日 10時00分

3月に告白するのだが、これは「機会費用」という経済用語で説明できる。

私は大学時代、経済学部だった。ハッキリ言って、学校で何も学んでいない。上達したことと言えば、大学付近の練習場で鍛錬したビリヤードの腕前くらい。

しかし、頑張っている学生は世の中にたくさんいる。というのも、青山学院大学・国際政治経済学部の内田ゼミナールの学生たちが面白いカレンダーを作成したらしいのだ。その名も、2010年版の『Economix Calendar(エコノミックス・カレンダー)』というカレンダー。

このカレンダー、通常のカレンダーとはわけが違う。彼らが普段学んでいる“経済”という観点で、日常に起こる出来事を分析。それが12カ月続いていくのだ。しかも、『Economix Calendar』には2バージョンある。“日常”を経済という観点で分析したカレンダーと、“恋愛”を経済という観点で分析したカレンダーの2種類だ。

まず“日常”バージョンで、特に興味深かった月の内容についてご紹介したい。
2月は“おれって人気だな!”の文と共に、ハチ公の写真が。これは、なぜ多くの人が待ち合わせ場所にハチ公前を選ぶのか「渋谷とハチ公の経済学」と題して分析。多くの人が使えば使うほど価値が上がる仕組みを、経済用語で“ネットワーク外部性”と呼ぶそう。みんなが使うことでハチ公の認知度が高まり、みんなが知っていることで、またハチ公を使ってしまうというわけだ。

12月は“ブランドを買うなら、やっぱり表参道!”の文と共に、表参道にあるブランドショップの写真が。この月では、どうしてブランドショップは表参道ばかりに出店するのかを説明する「表参道とブランド店の経済学」を掲載。表参道や銀座という賃料の高い場所に本店を持つことにより、売り手が買い手に対して「うちは本当に高級なブランドです」というシグナルを送っている“シグナリング”という経済用語で、その理由は説明できる。

次は、個人的にオススメの“恋愛バージョン”カレンダーの内容を紹介したい。

関連写真

彼女が彼氏の携帯電話を見てしまう。これは「囚人のジレンマ」だ。

日常カレンダーの2月では、みんなが待ち合わせ場所にハチ公前を選ぶ理由を説明している。

(C) Uchida Zemi、all rights reserved

ライター情報: 寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明を敬愛する。
好物=神谷町、テレビ東京、大江麻理子

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