庶民には到底手が届きませんが、品定めならぬ島定めぐらいはしてみたい。
大阪府にある不動産屋、『アクアスタイル』。ここはおそらく日本でも初めてだと思われる無人島の販売、レンタルに特化した珍しく斬新な不動産屋さん。どんな島が売っているのか? どんな人が買うのか? 気になる疑問をぶつけてみた。
そもそも無人島は、日本近海にもたくさんあるが、ほとんどが持ち主のわからない島だったり、国の指定を受けているなどで流通されるのはほんの一握りらしい。だからその価値は上がることはあれ下がることは、ほとんどない。
しかし、無人島なんて一体誰が買うのか? 話を聞くと、現在月に10件以上の問い合わせがあるそうで、会社の投資目的が多いとの事。
どんな島が売っているかというと、例えば長崎県に浮かぶ「無名の島」。ここはまだ名前がない島なので、自分で好きな名前をつけることが出来る。7200坪という広大な敷地で、対馬空港より車で10分以内、しかも干潮時(一日に一度)には、徒歩で渡れるほど本土より近く、電気、水道などの設置も簡単に出来る! この無人島のお値段は、なんと1400万円!!
これは安い! きっとお金があれば衝動買いしてしまいそうな程、お手頃価格ではないだろうか。
また、海外がご希望の人はスペインの「タゴマゴ島」。
島は実際に売っていた! 買えないにしろ、買えるという現実が男を奮い立たせるではないか!? これからは「男だったら一軒家」ではなく、「男だったら無人島」の時代が来るかも知れません!?
尚、『アクアスタイル』では他にもたくさんの無人島物件を取り扱っているので、ご興味ある方はHPをご覧下さい。
「下見も可能です!」との事です。
(木南広明)