湖北省武漢市で先週、末期がん患者が提供した角膜の移植手術によって失明状態から視力を取り戻した20歳の女性が、3カ月間コンタクトレンズを外さなかったことが原因で視力を失っていたことが分かった。現地メディアの漢網が伝えた。


 この女性は河南省駐馬店市出身で武漢市内で販売スタッフとして働いていたようだ。昨年11月ごろにコンタクトレンズを購入し装着するようになったが、毎日取り外して洗浄するのが億劫に感じだした。その後仕事が忙しくなり、1週間レンズを装着したままにしてしまったという。1週間後にレンズを取り外そうとすると、右目のレンズは力いっぱい引っ張ってようやく外れたものの左目はどうやっても外すことができなかった。本来こまめに着脱すべきレンズを1週間も装着し続けたことを他人に打ち明ける勇気がなかった女性は、左目にレンズを残したまま3カ月間放置した。

 やがて視力が急激に低下し目が充血して腫れたことから、やむなく病院へ行って診断してもらうと、レンズはすでに左目の角膜と癒着していることが判明した。そこでやむなくレンズを切除して取り出した上で角膜の移植手術を行うことになったという。

 武漢市内の眼科医院の医師によると、コンタクトレンズの誤った使用で目を傷つける例は多いが、今回の女性のように角膜とレンズが癒着してしまう例は珍しいという。(編集担当:柳川俊之)

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