中国・広東省を走る高速鉄道の車内で切符を持たずに無賃乗車をしていた乗客の男性が、乗務員に「逆ギレ」する騒動があった。中国メディアの紅星新聞が6日に伝えた。

記事によると、騒動があったのは3日午後7時ごろ、深セン北駅発長沙南駅行きの高速鉄道G6014列車の車内。列車が広州南駅を出発した後、乗務員が検札を行っていたところ、男性の乗客がこれに応じなかったことから言い争いとなった。男性はおよそ70秒間に14回も乗務員を罵倒したという。

乗務員から「切符も買わずにどうやって改札を抜けて高速鉄道に乗れたのか」と聞かれた男性は「教えてやらない。これが俺の実力だ!」などと声を上げた。乗務員が「あなたが『実力』で改札を通れたというのなら、私にもあなたがどうやって入ったか調べる実力(権限)がある」と応じると、「ああ、調べてみろよ!」などと挑発的な発言を繰り返した。

男性はその後、広州南駅からの乗車料金を精算し、午後8時50分ごろに目的の耒陽西駅で下車した。運行会社は、本件についてすでに公安機関が捜査に介入していることを明かし、「皆さまには鉄道の乗車規定を順守し、乗車券を所持して乗車することにご協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

中国のネットユーザーからは「もう2026年だというのにこんな事件が」「こういう無作法を『実力』と勘違いしている人間は本当に不快」「本人がもぐりこんだことを認めてるんだから、拘束すればいい」「牢屋にたたき込め」「公共交通機関にはもっと強力な法執行権限を持つ職員を常駐させるべき」「どうやって乗ることができたかは、きちんと調べないといけない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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