3日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比8.87ポイント(0.22%)高の4083.97ポイントと続伸した。
 前日の好地合いを継ぐ流れ。
人工知能(AI)産業拡大見通しを背景として、世界的にAI株ラリーが続いている。中国政府がハイエンド半導体など、先端技術の国産化に注力していることも支援材料だ。ただ、上値は限定的。米イラン和平交渉の不透明感が根強く、原油相場が上昇していることを不安視している。指数は安く推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテクの上げが目立つ。光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)と電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が8.9%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が6.3%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体製造装置大手の盛美半導体設備(上海)(688082/SH)が12.4%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は2.1%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
 非鉄・レアアース株も高い。廈門タングステン業(600549/SH)が7.5%、雲南馳宏(600497/SH)が3.0%、広晟有色金属(600259/SH)が5.2%、中国北方稀土(600111/SH)が2.6%ずつ上昇した。エネルギー株、公益株、軍需産業株なども買われている。

 半面、医薬株はさえない。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.5%、浙江華海薬業(600521/SH)が2.3%、湖北済川薬業(600566/SH)が1.9%、北京同仁堂(600085/SH)が1.7%、甘李薬業(603087/SH)が1.5%ずつ下落した。消費株、不動産株、自動車株、金融株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.76ポイント(1.75%)高の277.51ポイント、深センB株指数が2.60ポイント(0.23%)高の1137.70ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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