中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号(アドラ・マジック・シティ)」が6月6日午後、4000人以上の乗客を乗せ、中国の上海市呉淞口国際クルーズ港を出港し、国内初となる寄港地のない海上クルーズを開始しました。

寄港地のない海上クルーズとは、従来のクルーズ航路と異なり、特定の港に寄港することなく航程の全てを外洋で航行し、出発港へ戻るという短期クルーズの新たな形態を指します。

この新業態に対応するため、上海出入国検査所の浦江出入国検査所は同船向けに「一船一策」という個別対応計画を策定しました。計画では、出入国検査の「自動化ゲート」と「有人カウンター」を乗客の特性に応じて合理的に振り分け、乗客を分類誘導して流れを最適化し、専任スタッフが旅客の書類確認と出入境手続きを案内することで、ピーク時でも到着後すぐに検査を受け、スムーズに乗船できる体制を整えるとともに、スマート管理システムなどのテクノロジーを活用してリスクを事前に予測し、プロセス全体を管理下に置くことで、完全にコントロール可能な運用を確保しています。

「海外港湾寄港型」から「純海上クルーズ」への商品モデルの転換は、中国のクルーズ産業が多様な消費ニーズに的確に応えている姿を示しています。政策による優遇措置の拡充や出入国管理体制の改善に伴い、「メイド・イン・チャイナ」を象徴する国産大型クルーズ船はさらなる市場拡大へと進みつつあります。(提供/CGTN Japanese)

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