ライチを母本とし、龍眼を父本とする属間交雑に成功したライチの木が世界で初めて大面積で結実しました。このライチの木は広東省広州市天河区にある中国国家ライチ種子資源圃で栽培されています。

この施設には世界最大のライチの「遺伝子バンク」があります。

広東省農業科学院果樹研究所の史発超研究員によると、このライチの木の「母」は「懐枝」という品種のライチで、「父」は「石硤」という品種の龍眼です。チームは「両者の子」、すなわち新たな品種を「懐石」と命名しました。

ライチと龍眼は同じムクロジ科に属していますが属が異なり、自然状態で交配することはほとんど考えられません。広東省農業科学院は2015年、晩熟ライチの「懐枝」を母本、龍眼の「石硤」を父本として、属間交雑を試みました。それから11年をかけて、これらの子孫の中で結実する株が初めて出現しました。「懐石」は品種比較試験の段階に達し、5、6年後に市場に投入される見込みです。

一方で、華南農業大学のチームは2022年、龍眼を母本とする世界初の龍眼とライチを交雑させた龍眼の新品種の「脆蜜」を育成しました。今回、国家ライチ種子資源圃で新たに登場した株はライチを母本、龍眼を父本とするライチの新種です。中国ではライチと龍眼の交雑が「双方向」で成功を収めたことで、ライチと龍眼の属間の生殖隔離(提供/CGTN Japanese)

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