13日午前の閣議後、日本行政改革大臣の蓮舫氏は記者会見で「閣議で辞職願にサインをしてきた」と明らかにし、「一議員に戻るが引き続き行政刷新においてできることをやっていきたい」と退任の弁を述べた。
日本内閣改造後の新体制に対して、「野田首相がさらに優れた新しい内閣を作り上げることを信じている。これからも今まで通り、首相を支持する」と述べた。
蓮舫氏は日本の国会で唯一の中華系議員で、父親は台湾人だ。東京で生まれ、高校生の時に日本国籍となった。大学を卒業後、テレビ局のニュースキャスターとなり、退社後には北京大学へ留学、日本人の夫との間に双子の子どもがいる。北京から帰国後は、知名度と優れた語り口で参議院議員に当選。菅直人内閣で行政改革大臣を担当し、野田内閣でも引き続き留任していた。
記事は、「2011年11月、蓮舫氏は週刊誌に不動産会社社長との不倫疑惑を報道された。しかもその不倫相手は不法薬物使用で逮捕されている。このことを野党議員から国会内で追求され、蓮舫氏はこの社長との交際があったことを認めたが、不倫ではなかったと述べている」と報じた。(編集担当:及川源十郎)