映画『テラフォーマーズ』完成直前イベント(4月29日公開)が10日に行われ、キャストの篠田麻里子が、メガホンをとった三池崇史監督、ゲストのお笑いコンビ「ハマカーン」の浜谷健司・神田伸一郎とトークを展開。作品の魅力について語るなか、高校時代に精肉店で砂肝を剥くアルバイトをしたエピソードを明かした。


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 本作は、週刊ヤングジャンプの同名人気漫画が原作のSFエンタテイメント。人類の火星移住計画により“ある生物”の駆除を託された隊員たちが、予想だにしていない人型に異常進化した驚愕生物=テラフォーマーと絶体絶命のなか、戦いを繰り広げる姿を描く。

 大迫空衣役を演じる篠田は、オファーが来たとき「嬉しい半面、すごく不安でした」と当時の気持ちを吐露。しかし「三池さんの作品の一つになれるというだけでワクワクしていた」と話すと、三池も「(役者として)完成してしまった人よりも遥かに可能性があるし、撮っていても楽しい」と手放しで賞賛。篠田は「今の録音しときたかったです」と感無量の様子。

 劇中で篠田はクロカタゾウムシに変異するシーンがあるようで、2時間の特殊メイクにも挑戦。
三池は「(原作より)もうちょっと衝撃的。皆を導いて守って進んでいく」と意味深な発言。

 高額なギャラ・簡単な仕事という誘い文句につられて火星に行く劇中の乗組員たちにかけて、 "おいし~いと思っていたら裏があった仕事"を問われて篠田は、高校生のときにスーパーの精肉店で働いていたエピソードを披露。「帰りにお肉がもらえるから"おいしい仕事だ"と思っていたら、裏でずっと地道に砂肝を剥く作業が辛くて、貧血になって倒れて一週間でクビになった」と明かした。

 今回のイベントでは、本作の「特報」映像と「プロジェクトPV」に加えて、映画の前日譚を描くオリジナルドラマ『テラフォーマーズ/新たなる希望』の予告編を上映された。 オリジナルドラマ『テラフォーマーズ/新たなる希望』はdTVにて4月24日配信。