遺体で発見された「おい、小池!」は、なぜ11年も逃げ続けられたのか?

2012年11月2日 13時00分 (2012年11月19日 00時01分 更新)
このエントリーをはてなブックマークに追加

小池容疑者が暮らしていたとみられる岡山市内の マンション。繁華街にあり、人目は多かった

[拡大写真]

「おい、小池!」というキャッチコピー入りの手配ポスターで有名な11年前の徳島父子殺害事件。

その犯人とされる小池俊一(としかず)容疑者(52歳)が、岡山市内のマンションの一室で死亡したのは10月19日のこと。

同居する女性(67歳)が帰宅したところ、トイレで倒れている小池容疑者を発見。すぐに警察と救急に通報したものの、警官が駆けつけたときにはすでに息絶えていたという。死因は心臓疾患による病死だった。

「その時点では、警察も男性が小池だとは気づいていませんでした。ところが、いざ葬儀の段になって、同居女性が男性の本名を知らなかったことが発覚。不審に思った葬儀業者が警察に通報し、遺体の指紋を確認したところ、徳島父子殺害事件で指名手配中の小池とわかったのです」(地元紙記者)

これには徳島県警の悔しがること。何しろ、事件発生の2001年4月以来、県警本部内に「小池部屋」と呼ばれる専従捜査室を設置、冒頭の「おい、小池!」ポスターを全国に約108万枚も配りまくり、小池容疑者を血眼(ちまなこ)になって追ってきたからだ。

実は2年前、週プレ編集部にも徳島県警から捜査協力の依頼が舞い込んでいる。週プレの誌面で、この事件を広く読者に伝えてほしいというのだ。

日頃は高飛車な警察さまが週刊誌に頭を下げ、事件の広報を頼んでくるなんて異例中の異例。いかに徳島県警が小池容疑者逮捕に執念を燃やしていたか、よくわかる。

なのに、小池容疑者は結局、手錠をかけられることもなく、潜伏先のマンションで一生を終えた。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

注目の商品

このニュースへのコメント(フレンズちゃんねる)