俳優・高畑裕太容疑者が23日、強姦致傷の容疑で群馬県警に逮捕されたニュースは、各メディアで連日取り上げられているが、報道されている内容にはひとつ“重大な誤り”があるという。

 高畑容疑者は逮捕前の22日、前橋市内で映画の撮影に参加し、その後はスタッフらとともに深夜まで酒を飲んでいたという。

ホテルの部屋に帰った高畑容疑者は、23日未明にフロントに電話し、「歯ブラシを持ってきてほしい」と依頼。部屋にやってきたのが被害者となった女性従業員で、高畑容疑者は女性の手を掴んで部屋に引きずり込んだ。女性は抵抗したものの、高畑容疑者に手足を押さえつけられて暴行を受けたほか、打撲などのケガも負ったと伝えられている。

「犯行時の高畑容疑者は泥酔状態ではなく、薬物使用の痕跡もなかったと報じられていますが、実はこの部分に間違いがあります」

 こう語るのは週刊誌記者。

「すでに各所で『薬物使用の痕跡はなかった』と伝えられていますが、この時点では当局が本人に対して『薬物は使っていないか?』と聞き取りしたレベルで、本格的な捜査は行っていなかったのです。今後、実際に尿検査が行われれば、状況は一変する可能性もゼロではありません」

 高畑容疑者は普段から“個性的な言動”が目立ち、それがキャラとしてウケていた半面、一般視聴者からも「ちょっとおかしいのでは?」といった声も上がっていた。


「高畑容疑者に関しては、以前から発達障害ではないかとの見方もあります。バラエティ番組でも、場の空気が読めずに周囲からツッコミを受けることが多々あった。しかし、今回の悪質な犯行から薬物使用説が急浮上しています。そもそも、芸能人という立場でありながら衝動的に女性を襲うなんて、ちょっと普通じゃ考えられません。今後の捜査が進むにつれ、恐るべき余罪が出てくる可能性は否めません」(同)

 そんななか、母で女優の高畑淳子は25日、息子が拘置されている前橋警察署を訪れて面会。26日に改めて記者会見を開くことが決まっているが、息子や被害女性について何を語るのか、注目が集まっている。

(文=編集部)