1

世界一の投資家・バフェットに学ぶ。その究極にシンプルな投資哲学

2017年10月6日 18時00分 (2017年10月7日 17時48分 更新)
「能力の輪」の外にあるものには手を出さない

 もちろん株式投資でも同様です。バフェットの特徴は株式投資の中でも自分が本当によく理解できる分野と企業(バフェットはこれを「能力の輪」と呼んでいます)に集中する点にあります。株式投資の世界にも当然、流行りすたりがあります。

 たとえば、IT企業が成長していて人気だとなると、その業界のことも企業のこともよく知らない人たちが「今、成長しているから」「みんながやっているから」という理由からIT企業の株を買おうとしますが、バフェットは「能力の輪」の外にあるからという理由でIT企業に投資することは長年避けてきました。

 投資の世界には基本原則を揺るがすような誘惑や、能力の輪から出たくなるほどの誘いがたくさんあります。そんな時、「みんながやっているから」という理由で安易に能力の輪の外に出るか、それとも原則や能力の輪をとことん守ることができるかどうかで株式投資の成果は決まるというのがバフェットの考え方なのです。

 こうした姿勢を貫くことで、バフェットは時に「時代遅れ」と揶揄されることもありましたが、最後にはバブルの崩壊などによってバフェットの正しさが再認識されています。バフェットにとって重要なのは、他人がどう考え、行動し、評価するかではありません。自分の決めたルールに従って生きることこそが重要なのです。こう話しています。

「最も重要なのは、自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまで厳密に決められるかです」

「時代遅れになるような原則は、原則じゃありません」

 株式投資において大切なのは、誰かの意見や流行に従って「何に投資するか」を決めるのではなく、自分が本当に理解できるものに投資をするということなのです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    何でも安くなるまで買うのを待つ。高くなり満足したら売る。値下がりしそうならすぐに売る。普段はケチで金を貯め、考えた通りに躊躇なく行動する。嫌われてます。

    1
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品