※画像:小雪

 今世紀最高視聴率をたたき出したドラマ『半沢直樹』(TBS系)の勢いに乗って、初回から平均視聴率21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進した堺雅人(40)主演の秋ドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)。ところが、第2話では16.8%(同)と急落。

今週放送の第3話では18.5%(同)と多少持ち直したものの、尻すぼみになっていく危険性も指摘され始めている。

 この視聴率下降の“戦犯”として、業界やネット上で名前が上がっているのは意外にも小雪(36)だという。

 高視聴率だった第1話では、小雪が1審で死刑宣告を受けたセクシー過ぎる被告人・貴和として登場。2度の離婚歴があり、元夫たちが不審死を遂げていることから保険金目当ての殺人疑惑も取りざたされているという毒婦だ。ここに堺演じる弁護士・古美門が現れ、「三所責め」などと書かれた雑誌記事の貴和の男を籠絡するテクニックを読み上げて興奮。「1億円と三所責めサービス」を条件に弁護を引き受けた古美門に対し、貴和は太ももをあらわにしながら指をくわえる挑発的なポーズを見せた。

ここで貴和を演じる小雪の顔がアップになったが、ネット上では「ババアになったな…」「肌が汚すぎる」「老け過ぎだろ」などという批判が相次いだ。

 透明感のあるクールビューティとして名をはせた小雪だが、いまや人妻で二児の母親でもある。36歳という年齢もあり、自慢の美貌に陰りがみえてきても仕方のないところだ。だが、ドラマでは妖艶な毒婦という役どころであり、新垣結衣(25)演じる女性弁護士に「ブス」と言い放つシーンもあったため、どうしても役者の美しさが求められる。しかし、視聴者の目には「ガッキーの方がどう考えても美人」と映り、このキャスティングに無理を感じた人が多かったようだ。

 しかも、小雪の演技は非常に稚拙に感じられ、とても世間を震撼させた毒婦役にふさわしいものとは思えなかった。

この演技は、実は周囲に対して演技をしている貴和のキャラクターを表現したものだったことが第2話で明らかになるのだが、1話で「小雪がウザイ」「演技が下手過ぎる」と見るのをやめてしまった視聴者が続出したようだ。これは小雪のせいではないのだが、彼女は本当に演技がヘタなんだろうと視聴者に思われていたという事実を浮き彫りにしている。

 小雪の裁判はシリーズを通して展開する重要な事件となっており、おそらくは終盤まで出ずっぱりになる。そのため彼女の存在がネックになり、視聴率の下降を招いてしまうのではないかと危惧されているようである。

「演技うんぬんは脚本の問題ですが、美しい殺人犯という役どころなのに肌は荒れ放題。法廷を歩くシーンでも下腹がぽっこりと出ており、とてもモデル出身とは思えないほどくたびれた容姿になっています。

『私は美人』というオーラだけは出しているのですが、実際の見た目が全く追いついていない。最近、彼女は週刊誌の『嫌われる女』ランキングでも常連になっていますし、嫌われているうえに美貌も衰えたとなるとドラマ視聴率のブレーキ役になってしまう恐れは高い」(芸能関係者)

 小雪といえば、女芸人の友近(40)が「楽屋から加湿器を勝手に持ち帰る盗人」とほとんど名指しで批判しており、窃盗疑惑も持ち上がっている。それだけ肌のメンテナンスに必死なのかもしれないが、残念ながら持ち帰った加湿器の効果はあまり出ていないようだ。「劣化した」との大合唱を見る限り、楽屋に用意された加湿機ではなく、自分のお金で高性能の加湿器を買わなければ自慢の美貌が保てなくなってしまうかも…?
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)