歌手の和田アキ子が、新曲のプロモーションで珍しく駆けずり回っている。
和田は3日、ニューシングル「晴レルヤ」(ユニオン)をリリース。
また、YouTube上には、パパイヤ鈴木が振り付けたという「晴レルヤ」のダンス動画が先月より公開中。伊集院光、鈴木亮平、優香、さまぁ~ず、武田真治、はいだしょうこ、小島瑠璃子など、ホリプロ所属の豪華タレント陣が出演。だが、再生回数は16日時点で3万回にも満たず、少々寂しい印象だ。
「和田が連ドラの主題歌を務めるのは、実に18年ぶり。近年、年に1枚のペースで新曲をリリースしていますが、今回ほど番組を選ばず自らプロモーションしたCDは記憶にない。特に『ミレニアムズ』では、共演者の芸人らもCDを手に持ち続けながらコントを進めるなど、番組ぐるみで猛プッシュ。しかし、前シングル『すばらしき人よ』同様に、目立った売り上げ成績は見られませんね」(芸能記者)
確かに、6月15日付のオリコン週間CDシングルランキングを見る限り、ネット上で公開されている50位以内に「晴レルヤ」は見当たらない。
「和田サイドがここまで必死な一因に、大みそかの『NHK紅白歌合戦』があるのは明白。『CDを1,000枚売るのがやっと』といわれて久しい和田ですが、『紅白』には1986年から連続出場を果たしており、トリを務めることも珍しくない。
昨年は、さくらももこが作詞を手掛けた新曲をリリースしたにもかかわらず、1974年のヒット曲『古い日記』で『紅白』前半のトリを務めた和田。今年の大みそかには、新曲「晴レルヤ」を歌い上げることができるだろうか?