現在放映中の「ネオファースト生命保険」のCMに“目玉のおやじの妻”役で出演している二階堂ふみの評価が、急上昇している。顔立ちや雰囲気が似ていることから、“ポスト宮崎あおい”と言われ続けてきた二階堂だが、デビュー当時から業界内外で絶賛されてきた演技力に磨きがかかり、「もはや、宮崎以上の女優に成長したのでは?」という声が多く聞かれるようになった。



「二階堂は、2009年公開の役所広司初監督作品『ガマの油』で映画デビューして以来、ヴェネツィア国際映画祭や日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、エランドール賞など、国内外の主要な映画祭で次々と女優賞を獲得し、いまや若手女優ナンバーワンと推す映画関係者は少なくありません。特に、ヴェネツィア国際映画祭の最優秀新人賞であるマルチェロ・マストロヤンニ賞は、同時受賞の染谷将太と共に日本人初受賞の快挙となりましたから、業界内では引く手あまたの女優となっています。一方、宮崎はV6の岡田准一との不倫疑惑や年齢的な衰えから『旬を過ぎた』とささやく声が多く聞かれます。どちらかといえば、ドラマよりも映画出演のほうが多い2人ですが、勢いに乗る二階堂が、映画界から宮崎を駆逐する日は近いと目されているようです」(芸能関係者)

 演技力に関しては“天才”とまで評されることもある二階堂だが、その突飛な発言も注目を集めることが多い。

「“自称・変態”の二階堂は、『もっと変態と仕事がしたい』など、歯に衣着せぬ発言をすることでも有名です。映画『脳男』の記者会見では、首を絞められるシーンで気絶しそうになり『“みんな死ね”って思いました』と発言したり、監督から痩せるように要求されると『“なんだよ。
早く終われ、この現場”と思った』など言いたい放題。映画『この国の空』での撮影中には、終戦直後の設定ということから、監督に付けワキ毛をするように要求されると、これを猛烈に拒否。その立ち振る舞いは“もはや大物女優”とまでいわれています」(同)

 いまや数少ない“本格女優”として、将来を嘱望されている二階堂。はたして、宮崎のポジションを奪い取ることができるのだろうか?