22日深夜に放送されたドラマ『クズの本懐』(フジテレビ系)第6話が、「刺激的すぎる」と話題になっている。

 このドラマは、「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載されている同名作品の実写化。

純愛とエロティックな描写で話題の学園モノだが、個性的な登場人物による過激な言動でも注目を集める。ドラマ化が発表された際には「いったいどうなるのか」と原作ファンを困惑させた作品だ。

 主人公の女子高生・安楽岡花火(やすらおか・はなび)とその男子同級生である粟屋麦(あわや・むぎ)を演じるのは、手注目株の吉本実憂(よしもと・みゆ/20)と桜田通さくらだ・どおり/25)。このふたりは誰もが羨むカップルで、一緒に下校したり物陰に隠れてキスをしたりとハッピーな高校生活を過ごしている。だが実は、それぞれが教師に恋心を抱いているという秘密を持つのだった。

 美男美女のふたりは異性から好かれるが、花火は「興味のない人から向けられる好意ほど気持ちの悪いものってないでしょ」と冷たい態度をとるタイプ。
麦も、綺麗な女性を見ると「めちゃくちゃにどろどろに汚したい」と思うなど、とんでもない一面を持っている。そんなふたりのドス黒い本音が見どころで、それと同様、描写もかなり赤裸々だ。

 第1話から主人公ふたりの生々しいキスシーンがあり、その後の回でも女子高生たちの下着ショットや過激な濡れ場などが描かれた同作。その中で男性視聴者から注目を集めているのが、音楽教師の皆川茜を演じる逢沢りな(25)だ。

 清楚なルックスで生徒から好かれる美人教師の茜は、実は麦が密かに思いを寄せる相手。そんな茜もまた、人には言えない秘密を抱えている。
それは、誰とでも寝てしまう"ビッチ"という性分だ。

 可愛らしい見た目からは想像できないが、「どんな男でも簡単に落とせる」と考える茜。第4話で教え子と平気で体を重ねた彼女だったが、最新話では、飲みに行った同僚教師と帰り際にキスしてそのままラブホに行ってしまう。

 茜の服装は淡いピンクのスカートに白のシャツで、まるで清純派アイドルのような雰囲気。しかし、ベッドに座ると、ビッチぶりを遺憾なく発揮することになる。自らシャツを脱ぎ相手を誘惑し始めるのだ。


 相手の男性教師は以前から茜に好意をもっており、彼女はもちろんそれに気づいていた。「したいんでしょ?」とでも言いたげな表情で迫り、スカートを脱ぐ。下着姿になった茜は、男の手を自らの胸に持っていき、揉ませる。そして、そのままベッドの上で乱れ始めるのだった。

 このシーンを目にしたネット上の男性視聴者は、「深夜とはいえ、かなり過激」「こんな可愛い先生に迫られたい」「やばいぐらいエロい」などと大興奮。当然ながら、逢沢ファンは見事に悩殺されてしまったようだ。
さらに今回は、主人公の花火と麦も激しいキスを交わし、そのままベッドインするという流れもあり、大いに盛り上がった。麦が花火の制服のスカートの中に手を入れ、ゆっくりとパンティを下ろすと、ネット上には悲鳴にも似たハイテンションなコメントが寄せられることになった。

 初回からネットをざわつかせているドラマ『クズの本懐』。この作品について雑誌インタビューで聞かれた逢沢は、「後半の方がもっとすごいと思います。もっとクズになってきます」と語っていた。これ以上過激な描写が続いたら、ファンはどうなってしまうのだろうか。

(文=aiba)