シャープは11日、任天堂の新商品「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)」に対し、Twitterで不適切な発言をした「シャープ製品アカウント」を運営停止にすると発表した。


シャープはTwitterの公認を受けているもう1つの公式アカウントで、「問題のツイートを行なったシャープ製品 @SHARP_ProductS アカウントは一切の運営を停止いたします。」と発表。

「インターネット、特にツイッターは、だれかが好きなもの、思い入れのあるものを共通項に人々が繋がりあう側面があると、私は思います。だからこそ企業アカウントはどんな時も、だれかの好きや思い入れを否定することは決して許されません。ほんとうに申し訳ありませんでした。」と謝罪した。


「シャープ製品アカウント」は、任天堂が「ミニスーファミ」を発表した当日に、「面白そうだけど…冷静に、私の思い出(年代的にボリュームゾーン世代より少しずれている事が大きい)を価値に換算していくと…」として、収録タイトルの価値を表にして任天堂の公式Twitter宛に送った。表には、「聖剣伝説2」「ファイナルファンタジーVI」「魂斗羅スピリッツ」「スーパーフォーメーションサッカー」「ロックマン X」「パネルでポン」「星のカービィ スーパーデラックス」が0円と記され、本体価格7980円に対して価値の合計は4600円だとしていた。


この発言には批判が集まり、シャープ製品の公式Twitterは誤解を生むとしてツイートを削除。

その後、皆様へと題し、「任天堂株式会社様の新製品に関して、不適切な発言をしてしまいました。任天堂株式会社様に多大なるご迷惑をおかけするとともに、皆様に不愉快な思いをさせてしまいましたことを、心からお詫びいたします」と謝罪した。しかし、この謝罪に対しても「各ソフトメーカーにも謝罪しろ」など、宛先や公表方法についての批判が殺到していた。