これは、環境省が動物愛護週間(9月20日から26日まで)の一環として、動物の愛護や適正管理の推進に対し、顕著な功績のあった個人や団体を大臣表彰しているもので、ことしは団体に対する表彰の該当はなかった。
表彰される山口さんは62歳。国内で初めて移動式病院による不妊手術活動に取り組んでいるほか、富山県で動物実験業者が倒産し、440頭の犬や猫が置き去りにされた事件では全頭に不妊手術や疾病治療を行い、東京都御蔵島ではオオミズナギトリ保護のために野生化した猫120頭あまりの不妊手術をするなど、犬、猫に限らず、動物と人との共生に向けた活動を続けている。
このほか、表彰されるのは、財団法人日本動物愛護協会群馬支部長の石井文子さん(74歳、群馬県高崎市在住。犬、猫の譲渡を推進し、8年間で約6000頭の犬や猫を救済してきた)。
公社・日本動物病院福祉協会顧問の加藤元さん(78歳、東京都杉並区在住。日本動物病院協会の設立者、高齢者施設などに家庭犬を伴って訪問する動物介護活動を日本に紹介するとともに、アニマルセラピーを広めた)。
公社・日本愛玩動物協会相談役の経徳禮文さん(72歳、千葉県柏市在住。動物の愛護と適正な飼養、管理の普及を図るために、これを指導する愛玩動物飼養管理士をこれまでに10万人以上輩出している)。
社・福岡県獣医師会副会長の杉谷篤志さん(65歳、福岡県福岡市在住。天然記念物のヤマネコ保護に貢献してきた。特に、九州各県の獣医師会に呼びかけ、九獣連ヤマネコ保護協議会を立ち上げ、対馬と西表島に動物診療所を整備し、ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコをイエネコの伝染病から守るための5種混合ワクチンの接種推進にあたっている)。
福島県鳥獣保護センター参与の溝口俊夫さん(63歳、福島県大玉村在住。野生動物専門獣医師の草分け的存在。人と動物との共生を目指すエコロード設計や生物多様性地域戦略の策定など、幅広く動物愛護に向けた活動を展開している)。
財・千葉県獣医師会副会長の山根晃さん(67歳、神奈川県横浜市在住。若くから千葉県獣医師会の役員に就き、負傷動物の救済事業に取り組むとともに、千葉県獣医師会副会長に就いてからは社会福祉と動物福祉の視点で、獣医師会の事業として福祉介護犬医療助成制度を創設。動物愛護イベントのリーダーとしても活躍している)。





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