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「艦これ」大ヒットの秘密をDMM松栄社長に直撃インタビュー1

2013年12月26日 11時00分 ライター情報:青柳美帆子
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松栄立也 株式会社DMM.com代表取締役社長。提督。DMM.comは1999年に動画配信事業の企業として設立された。現在では動画配信のみならず、ソーシャルゲームやFX事業、太陽光発電事業、3Dプリンターなど、さまざまな分野に進出している。一般向けオンラインソーシャルゲーム「艦隊これくしょん」は会員数100万人超の大ヒットとなった。

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――松栄社長って、艦これやってるんですか?
松栄 やってますよ、もちろん! ハイパーズ(大井改二&北上改二)は五セット持ってる。ちとちよ(千歳&千代田)も四セット。四~五セットあると交替で連続出撃できるよねー。潜水艦は四種揃ったし……艦娘の最高レベルは98。
――ガチだ!

ユーザー数130万人を越えた大ヒットゲーム「艦隊これくしょん」(以下、艦これ)。株式会社角川ゲームスと株式会社DMM.comの協力で生まれたゲームだ。第二次世界大戦期の艦艇を擬人化した「艦娘」という少女キャラクターたちが活躍する。艦これについて、DMMの代表取締役社長、松栄立也提督はどう考えているのだろう? 話を聞いてきた。

■DMMは「お人好しのエンジェル」

――艦これにDMMさんはどのように関わることになったんでしょうか。艦これの企画は角川ゲームスですよね。
松栄 うちのオーナー(会長)直下にいるプロデューサーの岡宮と、角川の企画の田中さんが会長に持っていったら、「うん、わかったわかった!」みたいな感じで決まったんです。
――そんな簡単に!?
松栄 もちろん損益見込みとかはちゃんと吟味していますが、企画内容に関してはそんな感じです。うちの会長は萌え系とかさっぱりわからない人なんですけど、「岡宮が『いいですよこれ!』って言ってるんだったらいいかな」って、それくらいの気持ちだったとか。アクティブの会員数が二万人くらい集まればいいと思ってた。それがなんと130万人越え! まさしく無欲の勝利っていうのかな…(笑)。うちの会社って、「お人好しのエンジェル(投資家)」なんです。
――他にも投資したものってあるんでしょうか。
松栄 AKB劇場の動画配信ですね。劇場の観客がまたまだ少なく、売れてない時代からやってます。「うーん、わけわかんないけど、まあいいか、協力してあげるよ!」って。3Dプリンターとかもそう。色んな企画が持ち込まれて、だいたい五割くらいの確率で企画が通る。その中の九割方がだめになって撤退してるんですけど、たまーに艦これとか、大ヒットが生まれているっていう状況。なんか面白い企画があったら持ってきてください(笑)
――五割! けっこう多い…。どういう企画が通りやすいですか?
松栄 よくわからないもののほうが通る確率が高い。よくあるコンテンツだったら「うん、だいたい売上こんなもんだな、パス」ってなるけど、艦これは未知数だった。

ライター情報

青柳美帆子

フリーライター。1990年(平成2年)生まれ。オタクカルチャー・イベントレポ・明るいエロス・少女革命ウテナなどを中心に執筆しています。

URL:青柳美帆子のまとめ

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