チュートリアルの注意点
Pokemon GOは、GPSの位置情報を使って遊ぶゲーム。アプリを起動して現実の街を歩いていると、アプリ内にポケモンが出現。ポケモンボールで捕まえたり、捕まえたポケモンを育てたり、バトルできる。

起動すると、最初にGoogleアカウントかポケモントレーナークラブアカウントと紐付けることを要求される。執筆している現在は、ポケモントレーナークラブアカウントをサーバー混雑のため作成することができないので注意が必要だ。
自分のアバターを作成すると、チュートリアルが始まる。ここではヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネのいわゆる初期御三家と呼ばれるポケモンのどれか一匹をゲットできる。ゲットの方法はマップ上にいるポケモンをタップ。すると、ARで実際の背景の中にポケモンが出てくるので、ポケモンボールをスワイプしてポケモンに当てればいい。
ただし、ここですぐにゲットせずにしばらくうろうろ歩いているとピカチュウが出てくるので、最初からピカチュウが欲しい人はチャレンジしてみよう。

ここまでが終わると、ようやくニックネーム登録だ。ニックネームはアルファベットと数字のみでつけなければならない。ゲーム中は他のプレイヤーにも公開される情報のため、本名が特定されるものなどは避けた方がいい。
実はここで結構苦労した。というのも、何を入力しても「使えません」と出てきたからだ。

ここで、チュートリアルが終わり、実際にゲームが始まる。
ポケストップへ行けば課金はいらない?
アプリ内には、現実の街並みと全く同じ画面が展開されている。画面内には青色のオブジェなどがあり、そこへ実際に歩いて近づくとタップできる。これが「ポケストップ」だ。

ポケストップをタップすると、写真付きでその場所が何なのかの説明が表示される。これをスワイプすると、ポケモンボールなど、ゲームを進めるのに必要なアイテムが手に入る。
ポケストップは目立つオブジェとか、寺社などに割り当てられている。Ingressにおけるポータルと思うといいかもしれない。一度アクセスしたポケストップは5分ほどで再アクセスができ、アイテムをもらえる。


ちなみに協同すると話題になっていたマクドナルドは、今回歩いた範囲内の店舗はポケストップになっていた。通常よりも多くのアイテムがもらえたので、食事をしながら5分ごとにアクセスするといいかもしれない。
そうやって歩いていると、ポケモンが出現する。

そうやって出現したポケモンをタップすると、ポケモンボールを投げて捕まえることができる。


ポケモンボールは消費アイテム。なくなってしまえば、ポケモンをゲットできない。課金することで購入することもできるが、ポケストップを回っていれば不足することはないと思う。今後はどうなるかはわからないが、少なくとも序盤では問題なかった。
とにかくレベル5を目指そう
最初にがんばりたいのは、ポケモンをゲットしながらレベル5を目指すことだ。ポケストップをタップしたり、ポケモンをゲットしたりすると経験値が入り、一定の値になるとレベルアップする。
レベル5になると、ポケモンジムに挑戦できるようになる。

初めてジムに行くと、チームに加入することになる。ここで決めたのが自分の陣営で、以後はこの陣営ごとにジムを奪い合ったり防衛したりするのだ。チームは赤(ファイアー)、青(フリーザー)、黄(サンダー)の3色だ。

ポケモンジムでは、すでに占拠している他陣営のポケモンに勝負を挑むことができる。ポケモンの強さの目安はCPという値で、これが大きいほど強い。すでに遊んでいる海外勢が育てたポケモンはとても強かった……

勝つためにはポケモンを強化しなければならない。そのためには、アイテムを使う。普段の画面でポケモンボールボタンをタップし、出てくる「ポケモン」メニューからポケモンを選び、ほしのすなとアメを使って強化しよう。
アメはポケモンをゲットすると手に入る他、余ったポケモンを博士に送る(各ポケモンの画面で一番下までスクロールするとボタンが出てくる)と手に入る。強化が進めば、進化も可能だ。

また、ポケストップにアクセスをすると、ときどきポケモンのタマゴを入手できる。これは、ポケモンメニュー画面で「タマゴ」を選び、孵化器にセットすることで孵すことができる。

まだまだサービスがはじまったばかりのPokemon GO。すでに海外では夢中になるあまりさまざまな問題が生じている。内閣サイバーセキュリティセンターからポケモントレーナーのみんなへのおねがいなどに目を通して、マナーよく楽しもう。特に、あっという間にバッテリーが減るので予備のバッテリーを持つことと、熱中症対策グッズは必須といってもいい。
(杉村 啓)