女性へのLINEにハートマーク! ドン引きされないための正しい絵文字作法

先日宮崎県日南市の崎田恭平市長市長(37)が、メッセージアプリLINEで、職員へ送る個別メッセージを60名の職員で構成されるグループLINEに誤送信。その経緯について議会で陳謝するニュースが話題となりました。

市長は、このメッセージにフランクな文章とハートマークなど絵文字が多用されていたことについて説明。やましい関係はないと説明しましたが、実際関係がなかったとしても、市長としてはいらぬ恥をかいてしまったことになります。
今回は状況が状況だっただけに、恥をかいたのは当然として、世の中には彼のように晒し者にならないにしても、女性に送るメッセージに絵文字をどの程度使ってもよいのかわからなかったり、怒っていると相手に勘違いされたりする男性もいることでしょう。
今日は女性に無駄なドン引きや勘ぐりをされないための、正しいLINEの絵文字作法について考えます。


一般的に絵文字を多用する人は情緒不安定?


絵文字。その使用頻度は個人の自由であり、使い方ひとつで文章を楽しそうに彩ることができるツールです。LINEであればスタンプのほうが使われがちですが、まだまだ文章を彩るには有効。

しかし、一般的にこの絵文字を多用しすぎる人には、こんな傾向があると思われているようです。

・感情的
絵文字はいわば、文字の中に感情をのせるツール。そのため絵文字を多用しすぎると、もれなく感情的と思われたり、テンションが異常に高い奴と認定されたりすることが多々有ります。10代のメールほどテンションが高く感じるのは、これら絵文字の量も関係しています。

・マメで暇人
絵文字というのは、使わない人からすると、とにかく打ち込むのが面倒なものです。予測変換で出てくる「!」や「笑顔」などの定番ものは良いとしても、たまにしか使わない絵文字は画面を切り替え、使わねばなりません。

そのため絵文字を使う人は、マメで暇人と思われがちで、せっかく凝った文面を作ったのに損をすることもあります。

絵文字を使うときに考えたいポイント


男性が絵文字を使うときに気をつけたいポイントについてもご紹介します。

・キャラと文章のテンションは同じか
まずはご自身のキャラクターや普段のテンションとのギャップ、文面の絵文字量は比例しているかは、気をつけたいポイント。
絵文字で損をする男性の多くは、普段は素っ気なく寡黙なのに、メッセージになると急に「ハート」や「★」、「!」が増え、テンションや態度が変化している場合があります。このようなギャップがあると、受け取った女性は戸惑い、「これは口説いているのか?」と勘ぐる人もいるんだとか。実際口説いているかはわかりませんが、いらぬ驚きを相手に与え、そして混乱させるのはやさしくありません。

普段の口調やテンションと変わりのないよう、文面の見直しには気を配った方が良さそうです。

・女性のテンションと温度差がありすぎないか
もう1つ注意したいのが、相手の女性のテンションと温度差がありすぎないかという点です。わかりやすい指標は、文面の長さや絵文字の数です。
女性の絵文字が2、3個なのに、あなたが絵文字を10個も使っていたら、相手より勢いのある文章を書いていることになり、予想外の印象を与える原因になります。

・怒ってると言われる理由
最後は異なる視点からのポイントです。
よく男性の中で「普通にメッセージを打ったのに、『怒ってる?』って聞かれた」という男性がいます。
これも先ほどの「普段のキャラと文面のギャップ」と「女性とのテンションの違い」を見返せば、謎は解きやすいもの。
一般的に女性は文面に情報と感情を載せがちなので、あなたの感情がいつも(対面で会話している時)と同じ量文面に乗っていないと、「怒ってるのかな?」と、女性は不安になるのです。
文章に感情を載せる方法は主に3つあり、1つめは「―」や「!」、「〜」など記号で載せる方法。2つめは絵文字、3つめがスタンプです。
女性の文面を観察しながら、予想外のトラブルを避けるようメッセージアプリは活用してください。

今回の日南市長の場合、やましい関係ではない女性に対して「ハート」の絵文字を使っていたようですが、ハート絵文字を男性が使う場合、多くの女性が「口説いてる?」的な勘ぐりをするのでこれも気をつけるに越したことはありません。

しかし、一方で女性たちの間では、嬉しい時やテンションが上がったときに「ハート」はさらっと使うものだったりします。
男女の絵文字に対する認識って、冷静に考えるとかなり差があり、引かれないようにするって、難しいものかもしれませんね。
(おおしまりえ)