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なぜ僕は「年収偏差値チェッカー」を作ったのか 「年収」にまつわる日本の歪んだ常識

2017年8月18日 17時28分

ライター情報:わかり手(小山晃弘)


スマダン読者のみなさんこんにちは。
いつも「メンヘラ.men's」を連載させて頂いているわかり手です。

突然ですが、最近、「年収偏差値チェッカー」http://nenshuhensachi.com/)というサービスをローンチしました。

「年収偏差値チェッカー」よりキャプチャ


思いつきで作ったプロダクトだったのですが、ローンチ1週間で130万PVを獲得、Twitterトレンドの2位にまで浮上するなど、作成者の自分の予想を超えるバズを引き起こしております。



本稿では、この「年収偏差値チェッカー」作成にまつわる裏話と言いますが、なぜ僕はこんなサービスを作るに至ったのか、というお話をさせていただければと思います。

さてさて、突然ですがみなさん、ご自分の年収って「上中下」で言うとどんな感じだと思いますか?

「上の上!」と即答できるようなハイスペックエリートビジネスマンの方も読者の方には多いと思いますが、大半のひとは「中の中」もしくは「中の下」あたりの解答に収束するのではないでしょうか。

そもそも、「ふつうの年収」がわかりにくいですよね。

あるひとは「年齢×15万円はもらってて当たり前」なんて言いますし、「氷河期世代なら300万円もらえてれば御の字」みたいなお話もありますし、「○○県なら手取り20万円あれば勝ち組」みたいな地方独自の年収観もあることでしょう。

「ふつうの年収」ってなんだ?

自分の年収は「ふつう」なのか?


こんな問いについて、みなさんも、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。


「ふつうの年収」を考える上での様々な困難


年収に関する話題は、極めて無責任かつ属性を考慮しない考え方が流布しています。

例えば「年収500万円ないと結婚できない!」的な煽り記事、大手メディアを中心によく見ますよね。

でも「年収500万」の意味は、24歳で島根県に住んでいる男性と、37歳で東京都に住んでいる女性では全く異なります。なぜならそれぞれの地域・年齢・性別で「ふつうの年収」の意味が全く異なるからです。

例えば、まずは「地域」に関する差異で考えてみましょう。厚生労働省が出している平成28年度版の「年賃金構造基本統計調査」によれば、全国の平均賃金が30万4000円なのに対し、東京都の平均賃金は37万3100円。しかし例えば宮崎県の平均賃金は23万4600円です。

宮崎県と東京都を比べると、平均賃金に約1.6倍もの格差があることがわかります。これでは宮崎県の「ふつうの年収」と東京都の「ふつうの年収」を比べることはとても不可能です。

次に、年齢差と性別差について考えてみましょう。以下は国税庁による平成27年度版「民間給与実態統計調査」のグラフです。



年齢、性別によって給与平均は最大で3倍以上も違うことがわかります。

地域、年齢、性別によって「ふつうの年収」はこれだけ違う。そんな中で、自分の年収が「ふつう」であるのか、それとも中の下なのか、上の上なのか、判断することは極めて難しいと言えるでしょう。

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ライター情報: わかり手(小山晃弘)

メンタルヘルス当事者のためのコミュニティサイト「メンヘラ.jp」編集長。
色々しんどいですが、まぁやっていきましょう。

URL:Twitter:@ganbare_zinrui

コメント 9

  • 通報

    意味がない! 世界の先進国の中でも、日本の給与は安い。昇給率も、韓国よりも低い。なんせ、今期も最高益を出している企業が、内部留保ばかりため込んでいるから!

    12
  • 匿名さん 通報

    自分で起業もリスクをしょって勝負することも能力も無いない尽くしの労働者がバカなこと言ってる。内部留保?危機管理上必要だろう。給料もらえるだけありがたいと思え無能

    4
  • 匿名さん 通報

    日本の給料安いっていうなら世界で勝負する力つけて海外行けよ。どうせそんな能力もないひがみだろ

    4
  • 匿名さん 通報

    内部留保<日本企業は社会主義が根付いているから、分配が不平等なのは当然。能力に応じた公正な再分配である。

    4
  • 匿名さん 通報

    日本という田舎に住んで、その片田舎は人口1億超なんだから、そりゃ就職難で給料安くても当然

    1
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