10月5日に発売された「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」。「ニンテンドー スイッチ」の騒動もあり、発売初日には争奪戦が繰り広げられるかと思いきや、すんなり手に入った人も多いようだ。
発売前から大注目を浴びたミニスーファミ
1990年に発売された「スーパーファミコン」が手のひらサイズになって復活した、通称「ミニスーファミ」。当時と違って、カセットを差し込まなくても本体に21タイトルのゲームが収録されており、その中には「スターフォックス」の続編として開発されながらも未完成のまま眠っていた幻のゲーム「スターフォックス2」も。
他のソフトも、「スーパーマリオワールド」に「超魔界村」「ロックマンX」「星のカービィ スーパーデラックス」など超有名タイトルばかり。発売決定当初は「このメンツでスターフォックス2入れてくるのはアツい」「任天堂無双だな。絶対買うわ」「半熟英雄いれてほしい!」「ボンバーマン欲しかったなー!」など大いに盛り上がり、「予約いつから? 即効買わないと無くなるな」という声も続出していた。
9月16日に予約受付を開始したときは、すぐに規定数量に達したようだが、発売当日は店頭での争奪戦は勃発しなかったようだ。抽選販売を実施した家電量販店でも、参加者より在庫の数が多く「全員当選」となった店舗も。ネットには「ミニスーファミ買えた!」「意外とあっさり買えました」「予約しなくても買えたみたい。在庫あるところにはあるぞ!」といった声がでている。
10/5(木) #ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン
— ビックカメラ池袋本店 (@bicikebukuro) 2017年10月5日
抽選結果発表!
※抽選バンドは破いたり外したりせず、本日の営業時間内に5Fゲームコーナーまでお越しください。 pic.twitter.com/xxbdlqeJrI
日本国内でも転売対策がとられた?
希望小売価格は7980円(税抜)だが、10月5日の昼時点で「ヤフオク!」での取引価格は1万円前後。多少は値上がりしているようだが、ニンテンドースイッチの高騰っぷりと比べると「転売屋ざまみろ! これが任天堂の本気だ」という声も上がるほどに落ち着いた価格変動になっている。
昨年発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」がすぐに品薄になってしまったことを受け、任天堂アメリカのCOOはミニスーファミの生産量を増やすことを明言していた。日本国内で販売されたものに関しても生産量が増えたのかは不明だが、ゲームファンは「任天堂ありがとう!」と感謝しているようだ。