歌手で女優の小泉今日子(50)が6月24日(金)放送の『徹子の部屋』にゲストとして出演。アイドル時代の思い出や、母親、亡き姉、自身のライフスタイルについて語った。


’82年にデビューして以来、初めての出演となる小泉。黒柳徹子(82)が司会を務めていた伝説の歌番組『ザ・ベストテン』の思い出を語り合いながら、「自分自身は何も持っていない女の子だと思っていて。ただ、こういう仕事に出会ったことで、自分の理想の女の子になることが正解かなって思った」「どうせテレビに出て歌わせてもらうなら、見てる人をびっくりさせたり楽しませたり、ちゃんとしたいっていうのがあって、チャレンジしてました」と、アイドル時代を振り返った。

また、彼女の地元である神奈川県・厚木で芸者をしていた母親のエピソードや、一昨年がんで亡くなった長姉が遺した孫の面倒を見ていることを告白。50歳になったことについても、「もっと疲れてたり、もっと元気がなくなってるものだと思ってましたけど、全然そうじゃないんだと。楽しいです」「これから何年か、今まで先延ばしにしてたことを『今だ!』と思ってやろうと思いました」と語った。


ふだんあまりトーク番組に出演しない彼女。家族や自身のことについて語る姿はとても貴重だったと同時に、一人の女性として素敵な年齢の重ね方をしていると多くの人がきっと思ったに違いない。

(文/池野フナ子)