ティーンの頃に唇をフックラさせる注射を打ち、整形かと世間におおいに騒がれたカイリー・ジェンナー。後にそれは事実と認めた彼女は、理由をこのように明かしていた。
「キスした男性にこんな風に言われたのよ。『君の唇ってマジで小さいね。でもキスは本当に上手だ。意外だよ』って。」
またこの出来事が、リップのプロデュースを始めるキッカケにもなったという。
「好きな男の子にそんな風に言われて、すごく影響を受けちゃって…。」
「私は異性に望まれる容姿じゃない。キレイじゃないんだって気持ちになってしまって。それで大きな唇に憧れたの。手を加えたのはそのためよ。」
そしてさらに唇を魅惑的に見せるべく様々なリップ商品を発売し、大成功。中には数分で売り切れてしまう商品もあるほどの人気ブランドとなり、まさにコンプレックスをバネにして成功した良い例となった。
「いいえ、ダメ。そういう男性からの言葉って、頭から離れないものだから。」
歌手であった故フランク・シナトラは「The best revenge is massive success.(最高の復讐は、大成功をおさめることだ)」と語っていたが、「あの先輩にはムカつく」「こんな酷いことを言われた」「あんな意地悪もされた」―そんな苦い思いをバネにし前向きに努力すれば、思いもよらぬような成功をおさめることができるかもしれない。カイリーの成功や飛躍も、まだまだ止まりそうにない。
画像は『Kylie 2017年9月10日付Instagram「Rosé」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)