(台北 27日 中央社)台湾の結婚情報サービス会社「月老銀行」が6000人近くの女性会員の結婚相手に求める月収を分析したところ、「5~7万台湾元(約19~26万円)を希望する人が最多だと分かった。台北などの北部ではその割合は48%となり、7万元以上と答えた人も21%に上った。
26日付の蘋果日報が伝えている。

行政院主計総処が公表している2014年の統計によると、被雇用者で月給が5万元を超える男性は、25~29歳では7.44%、30~34歳でも13.77%に留まっている。また、未婚の男性全体で、月収の条件を満たしているのは9.27%だった。

30歳未満の平均年収は36.44万元(約138万円)、30~34歳は47.74万元(約180万円)で、月収に換算するとそれぞれ約3万元(約11.5万円)と3万9800元(約15万円)となり、女性の理想月収を大きく下回っている。

(編集:名切千絵)