(台北 3日 中央社)陸上の日台親善大会「大阪・中華台北ジュニア交流陸上競技大会」が1日、台北市内で行われ、大阪から参加の日本チームが男子110メートルハードル(森田翔音・大塚高校)、男子走り高跳び(東直輝・東海大学付属仰星高校)、女子走り幅跳び(北田莉亜・摂津高校)の3種目で優勝した。

同大会は、1~4日の日程で開催の「全国中学・高校陸上競技選手権大会」に合わせて行われた。
大阪陸上競技協会の推薦を受けた大阪の高校に通う男女生徒各10人からなる日本チームは、100メートル走ややり投げなど10種目で台湾の選手と力を競い合った。

中華民国陸上競技協会の陳進龍副秘書長によると、両協会は交流の一環として選手の相互派遣を行っており、昨年は台湾の選手が大阪に遠征している。

大阪陸上競技協会の竹内章専務理事は、日本の高校生が海外の試合に参加する機会はまれだと述べ、今回の出場経験を糧にさらに成長してほしいと期待を寄せた。

(李晉緯/編集:塚越西穂)