Hey! Say! JUMPの山田涼介さんが、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』へ出演することが発表されました。大河ドラマ出演は初となり、豊臣秀吉のおい・豊臣秀次を担当。
グループからの出演も初となり、大きな話題を集めています。

秀次は歴史ファンから人気が高い武将で、「天下一統編」から登場。豊臣兄弟の運命を大きく左右する役で、「戦国Z世代」と呼ばれるほど自由奔放なキャラクターになるそうです。時代劇への出演は3作目となる山田さんが、どんな演技を見せてくれるのか注目されています。

■人気ドラマ『一次元の挿し木』で見せる繊細な演技
大河初出演が決定した山田さんですが、現在は主演を務める『一次元の挿し木』(日本テレビ系)が絶賛放送中。同作は、松下龍之介さんの同名小説(宝島社)が原作で、山田さん演じる遺伝子学を研究する大学院生・七瀬悠が主人公のドラマです。複雑なストーリーのミステリー作品で、第1話のTVer配信における1週間の再生回数が342万回を突破し、同局のドラマ史上初の記録を達成。山田さんが好演技を見せ、ドラマの人気を支えています。

ある日、悠がヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨をDNA鑑定すると、行方不明になっている義理の妹・七瀬紫陽(堀田真由)とDNAが完全一致する不可解な出来事が起こります。真相を突き止めようとする悠が、予測不能な陰謀に巻き込まれる本格ヒューマンミステリー作品です。

山田さんは、運命に翻弄される悠の葛藤や苦悩を繊細に演じています。悠は、人付き合いが得意ではなく、家庭環境もあり信頼できる人がいない孤独を抱えるキャラクター。
ただ、親の再婚で義理の妹となった紫陽とは通じ合い、心を開くことに……。そんな紫陽は、4年前の豪雨で行方不明になってしまい、悠は深い孤独と悲しみを感じるようになります。

複雑なキャラクターである悠を、山田さんは普段のキラキラとしたアイドルの魅力を消し、負のオーラを全開とした演技で表現。ただ、紫陽との回想シーンや、仲間になるヒロインの石見崎唯(白石聖)と接するときは優しい目になるなど、悠の感情を丁寧に演じて魅力あるキャラクターに仕上げています。演技力の高さを見せつけ、『一次元の挿し木』の視聴者を魅了しているところです。

■さまざまな名作で主演を務めてきた「山田涼介」
俳優として存在感を見せる山田さんは、これまで数多くの名作で主演を務めてきました。『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)をはじめ、『もみ消して冬』(日本テレビ系)や『セミオトコ』『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(ともにテレビ朝日系)など、さまざまなジャンルのドラマに出演。映画作品でも大活躍し、2015年公開の映画『暗殺教室』では、映画初主演ながら演技が評価され、第39回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています。そのほか、大ヒットした『鋼の錬金術師』シリーズなど、名作で素晴らしい演技を披露してきました。

特にここ数年は幅広い表現力を見せ、俳優としてレベルアップしています。2023年放送の『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)では、王道ラブコメ作品で王様キャラの新田東郷を熱演。ツンデレ御曹司役がハマり役となりました。
2024年放送の『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)では、日本一の財閥系企業トップでありながら、身分を隠して私立学園の教師となった加賀美零を担当。かなり難しい役でしたが、山田さんはありえない設定の加賀美を丁寧に演じることに成功しています。

かと思えば、2025年放送の『ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントします-』(日本テレビ系)では、自身とイメージが重なる超人気俳優のスーパースター・真田祐士を、キラキラとした演技で表現。2024年公開の主演映画『サイレントラブ』では、正統派なラブストーリー映画に初挑戦し、声を発することをやめた青年という難役を見事に演じました。

『一次元の挿し木』の悠も含めると、約3年の間でさまざまな役を演じていることが分かります。そのどれもがハマり役となり、演技力が高いことを証明。アイドルという枠を超えて、日本を代表する俳優に成長しています。

■俳優「山田涼介」の魅力はズバリ……
山田さんの俳優としての魅力は、どんな設定の役でも憑依(ひょうい)したようになりきり、自然体で演じてしまうところです。まず、スッキリとした顔立ちの美しいビジュアルなので、どんな役でも違和感がないのが特徴。悪役からコミカルなキャラクターまで収まりがよく、作品に溶け込んでいきます。

そして、役を理解する能力が高いので、設定に合わせて変幻自在に表情やせりふの強弱、体の動きまで調整することが可能。さまざまな役を演じてきたことで表現力の幅も広がっている印象で、今後はさらに俳優として進化しそうな雰囲気があります。
『豊臣兄弟!』でも面白い演技を見せてくれそうで、さらに評価を上げてくれそうです。

“生粋のエンターテイナー”として進化を続けている山田さん。まずは『一次元の挿し木』での演技をクライマックスまで楽しみ、『豊臣兄弟!』で見せるであろう好演技に期待しましょう。

この記事の執筆者: ゆるま 小林
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

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