割り勘や個人間のお金のやりとりが手軽にできるPayPayですが、その手軽さゆえに誤送金も起こりがちです。慌てて操作をやり直したくなる場面ですが、実は相手の受け取り状況によって、対処法が異なります。
以下で詳しく解説します。

■A. 相手がまだ受け取っていなければ、アプリ上で取り消し可能
相手が受け取りを完了する前であればキャンセルすることができます。ただし、受け取りが完了している場合は取り消せません。次の手順で状況を確認しましょう。

■送金のキャンセル方法
送金の仕方によって、取り消しの操作方法は異なります。

▼チャット画面や履歴から宛て先を指定して送った場合ホーム画面の「送る」をタップし、履歴からキャンセルしたい相手を選択、続けてキャンセルしたい「金額」をタップします。画面中央に表示される「受け取り依頼をキャンセルする」を選び、確認画面で「キャンセルする」を選択すれば取り消し完了です。

▼「SNSで送る」「ポチ袋を送る」でリンクを作成した場合相手が受け取る前であれば、間違って作成したリンクや、すでに送ってしまったリンクをキャンセルすることができます。「送る」の履歴から「リンク」を選び、対象のリンクをタップして「受け取りリンクをキャンセル」、確認画面で「今すぐキャンセルする」を選べば取り消せます。

なお、受け取りリンクには作成から4日(96時間)の有効期限があり、期限が切れると自動的に自分の残高へ戻ります。相手が受け取り操作をしないまま放置していれば、いずれ戻ってくる可能性もあるという点は覚えておくとよいでしょう。

■もし相手が受け取り済みの場合は?
一方、相手がすでに受け取り操作を済ませている場合は、アプリ上でのキャンセルができません。
この場合は、受け取り側と直接連絡をとり、残高を送り返してもらう方法を検討することになります。

また、利用者自身が「送る・受け取る」機能を使って送った取引は、PayPayの補償制度の対象外となる点にも注意が必要です。

こうした事態を防ぐために、表示されている名前やアイコン写真が本当に送りたい相手かどうか、しっかり確認する習慣をつけておきましょう。特に、電話番号やIDを手入力する場合は、打ち間違いが誤送金の原因となります。履歴やお気に入りから相手を選ぶ、QRコードを提示してもらって読み取るなど、手入力を避ける方法を使うと比較的安心です。

▼鈴木 朋子プロフィールITライター・スマホ安全アドバイザー。スマホ、SNS、Webサービスなど、身近なITに関する記事を執筆している。初心者がつまずきやすいポイントをやさしく解説することに定評がある。中高生のスマホ事情にも詳しく、二人の娘を持つ母親でもある。
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