『ちいかわ』のコラボレーション施策を開催中の回転寿司チェーン「くら寿司」が、2026年9月6日の営業開始時より同施策を中止することを、9月5日に公式サイトにて発表した。8月21日より期間限定で行われてきたもので、4回目のコラボとして人気を博していたが、従業員による不正行為が判明したためであるとした。


『ちいかわ』は、イラストレーターのナガノが描くX(旧 Twitter)発のマンガだ。2020年の連載開始より、ちいかわ、ハチワレ、うさぎなどの個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる、楽しくて、切なくて、ちょっとハードな日々の物語が読者を夢中にさせてきた。
その人気は留まるところを知らず、全世代から愛され「日本キャラクター大賞グランプリ」では殿堂入りを果たした。2022年から放送が開始されたアニメも、Youtubeでの見逃し配信総再生回数が5億回を超えるなど、日本のみならず全世界から注目を集める。シリーズ中でも異色かつ人気の長編エピソード“セイレーン編”を描く初の映画化作品『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開中で、興行収入は8月30日時点で122.3億円に達する。

そんな本作を題材にした「くら寿司」でのコラボレーション施策は、8月21日より期間限定で行われてきたもの。これで4回目を数える人気コラボ施策で、今回が初登場となるオリジナル「湯呑み」など指定金額以上の会計ごとにもらえる景品、2つのコラボメニュー、コラボ仕様の抽選動画が流れる「ビッくらポン!」で当たる景品、オリジナルグッズが当たるレシート応募キャンペーン、3店舗限定の店内装飾などを用意していた。
全国の店舗が初日から賑わいを見せる一方で、SNS では「ビッくらポン!」コラボグッズの不適切な取り扱いがある可能性が指摘され、くら寿司は9月2日時点で事実関係の調査を迅速に進めているとの旨を報告していた。

コラボレーション施策の中止は9月5日、公式サイトに掲載された「『ちいかわ』コラボキャンペーンの中止について」との文書をもって発表された。これによると、先述の調査を進めた結果、「当社の従業員による不正行為が判明した」のだという。
中止はこれを受けた判断で、「ビッくらポン!」各景品の配布、オリジナル湯呑みとオリジナル寿司皿のプレゼントのほか、レシート応募キャンペーンやコラボメニュー提供、コラボ限定の「ビッくらポン!」動画、店内装飾に至るまで、9月6日の営業より取りやめるとした。うち、オリジナル湯呑みは9月4日よりプレゼントが始まったばかりで、オリジナル寿司皿は9月18日の配布を控えていた。


なお、テレビCMにおいては引き続き本コラボレーション施策が実施中である旨の放送が継続するが、上記のとおり施策は全店で終了する。くら寿司はこのたびの報告を「キャンペーン中止によりご迷惑をおかけいたしますこと、重ねてお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と締めくくっている。

(C)nagano / chiikawa committee
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