NTTドコモビジネス株式会社(旧NTTコミュニケーションズ株式会社、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 克重、以下NTTドコモビジネス)と東京電力パワーグリッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 社長執行役員:金子 禎則、以下東京電力パワーグリッド)は、急速に進展する生成AI需要および社会・産業のデジタル化の進展を背景に、首都圏におけるデータセンター需要の高まりに対応するため、最新鋭の超高発熱サーバーに対応可能なコンテナ型データセンター(以下本データセンター)の構築に着手いたします。
本取り組みは、NTTドコモビジネスの高度なネットワーク基盤や「液冷式コンテナ型データセンター※1」の構築運用に関する知見と、東京電力パワーグリッドの電力の安定供給基盤を掛け合わせた取り組みです。
これにより、最新鋭のGPUサーバーに対応した「液冷式コンテナ型データセンター」を複数設置・運営可能な「コンテナDCパーク」として東京23区内に展開し、都市部におけるデータセンター不足の解消をめざします。

1.背景
近年、生成AIやAIエージェントの普及に伴い、データセンター需要は急増しています。特に、外部システムとの連携やリアルタイム処理が求められるビジネス用途では、利用者に近接する「首都圏」での需要が高い状況です。しかし、従来の「建屋型データセンター」は、用地の確保から建設・稼働までに時間を要することや、AI処理に伴う膨大な消費電力など今後の需要を十分に満たすことが難しくなっています。

2.取り組みの概要
このような首都圏でのデータセンターや計算処理の需要に対応するため、両社は第一弾プロジェクトとして、東京都大田区に短期間での構築が可能かつ拡張性に優れた「コンテナ型データセンター」を設置し「コンテナDCパーク」を展開します。本データセンターは最新GPUサーバーの冷却が可能な「液冷方式」を採用し、超高発熱サーバーに対応します。また、NTTドコモビジネスが提唱する、AI時代に最適な次世代ICTプラットフォーム「AI-CentricICTプラットフォーム(R)※2」構想の一翼を担う拠点として、本日よりお申し込みを開始します。

3.役割・今後の展望
本データセンターの構築・運用を通じて、AI需要に最適な設備仕様の策定、構築における製
造メーカー・施工会社などとの連携を強化し、首都圏での新たなデジタル化需要の発展に貢献していきます。
NTTドコモビジネスは「AI-CentricICTプラットフォーム(R)」構想のもと、さまざまな企業やパートナーとの連携を通じて、「分散」「柔軟」「安全」「リーズナブル」といったAI時代に求められる要件に最適なネットワークサービスや先進的なICTサービスの提供により、企業の生産性向上と競争力強化に貢献します。
東京電力パワーグリッドは保有する設備・土地などのアセットや電力設備技術・ノウハウを活かして取り組みを推進していきます。
両社は、本取り組みを通じて、都市部におけるデータセンターの「分散配置」というモデルを確立し、産業の発展や地方創生などの社会ニーズにお応えする新たな価値の創造と、持続可能な社会の担い手となることをめざします。
以 上

※1:液冷式コンテナ型データセンターとは、冷却液を用いてサーバーを効率的に冷やす「液冷技術」を、移動・設置が容易な「コンテナ」に収めた次世代型データセンターです。
従来の空冷式に比べ、生成AI等の高負荷処理で発生する膨大な熱を効率よく除去できるため、都市部の限られたスペースでも高性能なAI基盤を迅速に構築できる特長があります。
※2:AI-CentricICTプラットフォーム(R)とは、企業がAIを活用して、生産性の抜本的改善、競争力強化やビジネスモデル変革を進めるAI時代に最適な次世代ICTプラットフォームのことです。
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