高市早苗首相が8月22日に自身のXを更新、公邸での時間の過ごし方についてつづった。
昨年12月下旬に東京・赤坂の衆院議員宿舎から、官邸に隣接する公邸に住居を移した高市首相。
《公邸は総理の住居として知られていますが、打合せや執務の場としての機能もしっかりと持っています。
海外要人とのリモート会議、公的行事のメッセージ収録、総理秘書官達との打合せを行える大小の会議室や通信環境も整備されています。
私は、公邸でも読める資料はほとんどを持ち帰り、当該政策の担当秘書官とは公邸内の会議室で打合せをするか、リモートでやりとりをすることで、官邸で執務している時と変わらない環境をつくっています》
このように公邸の環境の充実ぶりと、家でも仕事アピールした。なぜいきなりこんなことをポストしたのだろうか。
《休日を公邸で過ごすと、「総理動静」(原文ママ)は「終日、公邸で過ごす。」となりますが、公邸でも必要な執務を行っています》
どうやら一部有権者からの「公邸にこもってばかりで仕事していない」という批判に対するアンサーだったようだ。しかし渾身のポストも「(家で仕事は)皆、普通にしている」という反論の声が相次いだ。
高市首相は当該ポストで、「公邸内での打合せは首相動静には報じられない」とも嘆いたが、これにもツッコミが入った。例えば、岸田文雄元総理の2023年5月6日の首相動静では、一度公邸に戻った後に以下の記載がある。
★★
15:29~15:45 防災担当相、内閣危機管理監、内閣府政策統括官
15:46~16:14 官房副長官、国家安全保障局長、外務事務次官ら
16:15~17:49 上記に経産・防衛幹部を加えた打合せ
17:50~18:06 官房副長官、国家安全保障局長、外務事務次官
18:07~18:13 国家安全保障局長
★★
境野春彦資源エネルギー庁LPガス取引適正化アドバイザリーグループ委員からも次のような事例が示された。
《2025年11月7日
毎日新聞の「首相日々」は「午前3時4分 公邸。5分 秘書官との打ち合わせ」と記載しています。
2026年3月15日
同じく「午後4時45分 公邸で秘書官と中東情勢に関する打ち合わせ。6時50分 秘書官出る」と、内容と退出時刻まで報じられています》
当編集部で確認してみると、両方とも提示した通りの記載がされていた。さらに2026年1月8日の毎日新聞「首相日々」に「午前8時 公邸で地方議員とオンラインで意見交換。」という記載があったのも確認できた。
このように公邸での仕事がこれまで報じられてきた事例はいくつも見つかった。先の「首相動静には報じられない」は少し盛ってしまったのだろう。盛ったり、仕事しているアピールをしている時間をもっと有効活用できないものだろうか。
文:BEST T!MES編集部
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