千葉市は、9月12日に公開した「Amazonほしいものリスト」について13日、支援が充足したとして募集を締め切った。担当者がキャリコネニュースに明かした。


市は台風15号による被災者支援のため、12日18時頃、Amazonほしいものリストを活用し、市のサイト上でブルーシートの寄付を呼びかけていた。市は当初100枚程度の支援を見込んでいたが、13日11時頃に確認したところ900枚以上の申し出があったという。担当者は「大変ありがたい限りだ」と話している。


■「今後別の物資が必要となった際には、改めてお願いいたします」


13日の12時30分頃、市のサイトにも「一時休止中」の文字が追記され、



「寄付をお願いしていたブルーシートについて、必要数を確保することができました。寄付にご協力いただき、本当にありがとうございました。今後別の物資が必要となった際には、改めてお願いいたします」


というコメントが掲載された。


熊谷俊人千葉市長のツイッターでの呼びかけも、寄付を促進したとみられる。熊谷市長は13日朝に、市がAmazonほしいものリストを公開していることをツイート。「5月に総社市訪問の際、豪雨災害で活用した話を片岡市長から聞き、研究するよう指示しておいたことがここで役に立ちました」と明かしていた。ツイートは1万件以上リツイートされた。


千葉市の担当者によると、13日11時30分時点で他に不足している物資はないため、今後リストを新たに公開する予定はないという。