TAGRIGHTの西山智樹が初演技に臨んだ映画『口に関するアンケート』が、7月3日(金)から公開される。本作は、ある大学生グループが、心霊スポットとして知られる墓地の「呪われた木」についての噂(うわさ)を聞き、肝試しに訪れた翌日、1人がこつ然と姿を消してしまうところからスタート。

それ以来、墓地を訪れた大学生たちの周囲で不可解な現象が起こりはじめ、彼らは次第に追い詰められていく――。西山は、面白半分で墓地を訪れる大学生・堀田(森愁斗)に無理やり連れて行かれる川瀬役を演じた。今回が演技初挑戦となる西山に、映画について、そしてグループや個人の魅力を語ってもらった。

■初演技は「ホラー作品以上に怖かった」

――まずは、出演が決まった時の気持ちを教えてください。

西山:僕、ホラー作品がそもそも得意じゃなくて、1本も見れたことがないんですね。なので「怖い」と思ったのですが、それ以上に初めて演技をすることの方が怖かったです。

――川瀬の怖がる様子が物語に厚みを持たせていたように感じました。表情を作る上で気をつけたことはありますか?

西山:墓地での撮影だったので、リアルに怖がっていた部分が多くある気がします。ただ、僕自身が怖い時に黙っちゃうタイプなので、そうならないように意識しました。川瀬は喜怒哀楽を感じた際に僕と逆の反応をするタイプだと思ったので、怖さも含めて全解放しましたね。

――原作の川瀬とは印象が違いましたが、役作りはどのように進めましたか?

西山:証言シーンはスマートフォンを置いて練習しました。ただ、原作とはキャラクター性が異なるので、現場で雰囲気を見た清水(崇)監督が「この感じだったら、この言葉の方が合っているかもね」と、いろんな場面でアドバイスしてくれて。
それに合わせて調整していきました。

――物語の中盤の証言シーンでは、一気に表情が変わったのも印象的でした。あの時の気持ちは、どのタイミングから作っていったのでしょうか?

西山:肝試しに行くシーンの時から、そういった感情を持つようにしていました。その内なる感情を表に出したのが中盤のシーンですね。

――無事、初演技を終えた今の気持ちを振り返っていかがでしょう?

西山:安直な言葉になってしまいますけど、楽しかったです。実は、もともと演技に対して後ろめたさがあったんです。演技1本で活動している方と同じ土俵に立って、そこに見合うことはできるのかなって。でも、実際に参加したことで、その差が埋まらなかったとしても挑戦したいと思えるぐらい楽しかったんです。

――次に演じてみたい役は?

西山:今回演じた川瀬のように、二面性がある役に興味があります。二枚目を演じている姿はちょっと想像できないので、人間っぽさのある役をやってみたいです。

■個人&グループの魅力を教えて!

――グループを離れた個人活動という点に関しては、どうでしたか?

西山:メンバー以外の人とチームになって仕事をすることに、どうしたらいいのか不安ではありました。割とシャイな性格ですし、あたふた迷っちゃうタイプなので。
ただ、せっかく挑戦できる環境だからこそ、果敢に質問したり精力的な姿を見せていくというのは、ほかの現場においても重要だと思いましたね。聞きたいことや気になることは聞ける反面、ガツガツと欲しいものをアピールできる性格ではないので、そこは身につけていきたいと思っています。

――今回クランクイン!トレンドに初登場ということで、読者の皆さんが西山さんを推したくなるアピールポイントを教えてください。

西山:パフォーマンス時の表情の変化ですかね。ぜひライブに来てほしいです。特にTAGRIGHTのプレデビュー楽曲「FOREVER BLUE」は、作詞・作曲を担当し、初めて世に出した作品ということもあり、僕自身やグループの思い、らしさが伝わると思います。

――事務所に所属して1年が経ちましたが、この1年間を振り返っていかがでしたか?

西山:3年くらい経っているのではないかと思うことがあるほど、ぎっしりと詰まった1年でした。ありがたいことに、いろんなお仕事をやらせていただいて、1年前とはまた違った形になったなって。だからこそ、この勢いを止めることなく、活動の幅をどれだけ広げられるかが2026年から2027年の重要な課題になってくると思います。まだ芽を育てている感覚なので、引き続き初心を忘れずに頑張っていきたいです。

――この1年で特に印象的だったことは?

西山:TAGRIGHTとしてのファーストショーケースですかね。ファンの皆さんに初めてお会いしたこと、自分たちの楽曲を披露できたことがすごくうれしくて。
ファンの皆さんにパフォーマンスを見てもらうことが自分の中で原動力になっていると改めて思いました。

――1年間で成長したと感じるところは?

西山:1年前に比べて、カメラやマイクに対する恐怖心が少し減りました。肩の力を抜いて何かできるようになってきたのかなと思います。

――グループについても教えてください。ずばりTAGRIGHTの魅力は?

西山:TAGRIGHTは、自分たちの道を正解に変えていくことをベースに活動しています。TAGを“個性”、RIGHTを“正しさ・権利”と捉えているのですが、いろんな背景を持った子たちが集まって、「どこかのグループに勝ることよりも、自分たちの色を発信していこう」というグループなので、そういうところに魅力を感じてもらえたらうれしいです。

――最後に、今後やってみたいことを教えてください。

西山:グループとしては、TAGRIGHTを知っていただく機会を増やしていきたいと思っています。何においても精力的にグループで挑んでいきたいですね。個人としては、今回挑戦させていただいた演技もそうですし、ほかのお仕事も含めて、いろいろなことに関して興味を持ってチャレンジし、2026年以内に僕が想像していた何倍も仕事の幅が広がっていくといいなと思っています。

(取材・文:於ありさ 写真:上野留加)

 映画『口に関するアンケート』は7月3日(金)全国公開。

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