◆明治安田J1リーグ ▽第1節 FC東京1―5町田(8日・味の素スタジアム)

 FC東京は町田との「東京対決」に1―5で大敗し、開幕戦を落とした。

 日本代表DF長友佑都が試合前のあいさつで現役続行を宣言。

興奮の熱が冷めやらぬ中、FC東京が先制に成功した。前半5分、味方のロングボールからMF佐藤恵允が頭でパスを送ると、FWマルセロヒアンが右ポスト手前から右足でシュート。GK谷晃生の股を抜いてネットの中に吸い込まれた。

 幸先良く先制に成功したが、以降は町田にゴールを許し続けた。同27分、DF中山雄太の左クロスにFWミッチェルデュークが頭で合わせて追いつかれると、同38分にDF橋本健人がレッドカードで退場。数的不利になると、前半終了間際にはMF明本考浩にネットを揺らされ、逆転を許した。

 後半に入っても勢いを止めることが出来ず、後半6分にはエリア手前の位置からFW相馬勇紀に直接FKを決められて、2点ビハインドに。同20分には北中米W杯に出場したオーストラリア代表FWイエンギ、同35分にDF岡村大八にゴールを決められた。長友の応援も実らず、ホームで惨敗を喫した。

 試合後、松橋監督は「非常に難しい船出になってしまったゲームだったなと思います。序盤の良さはありつつも、1人減ってからの失点のタイミングというものが少し早すぎるかなと。本当にいくつか考えていた策に馴染む手前でやられてしまった。

もちろん、そこには戦術的な問題、システムの問題、かみ合わせの問題は当然ある中で、少しちょっと早かったなと。完全に数的不利の要因が表に出た失点ではなかった部分、セットプレーであったりとか、そういう失点を重ねてしまったところがゲームを難しくしてましたし、最終的にはそこから一つ跳ね返すことも残念ながらできなかった」と振り返った。

 選手たちも前半終了間際に献上した失点を勝敗のポイントに挙げ、DF室屋も「1対1で後半に持っていこうというのは話していて、失点してしまったのが、本当に痛かった。後半もすぐに3失点目をしたので、そこが全てかな」と悔しさをにじませた。

 それでも、指揮官が「本当に選手は捨てずに最後までしっかりと与えたものに対してのプレーというものは最後までやってくれましたし、何よりも終わってから本当に会場に来てくださった皆さんの声援というものが、やはりまた次の我々の活力になりましたし、それをしっかりと次のゲームでは果たしたいと思います」と話したように、ホームのサポーターからは、試合後に選手を鼓舞する応援が鳴り響いた。次戦は敵地・神戸戦。悔しさをぶつけ、今季初勝利をもぎ取る。

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