今永昇太、まさかの「高すぎるミット」でクセ盗み対策をしていた?カブスが編み出した異例の方法とは

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シカゴ・カブスの今永昇太は、これまで見られなかったような独特な方法で「球種バレ」への対策を行っているのかもしれない。



『CBS Sports』が5日、今永の登板時にキャッチャーが通常よりもはるかに高い位置へミットを構えていることを取り上げた。



一見すると高めの速球を要求しているようにも見えるものの、実際には投球するコースとはほとんど関係がないものだという。その目的は、今永自身に「球種を相手へ悟らせないフォーム」を意識させるためだそうだ。



今永は2026年、ここまで22試合に先発して127回2/3を投げ、防御率3.67、119奪三振、WHIP1.07を記録。2025年の苦戦から立て直し、直近9試合では8度も2失点以下に抑えるなど、再び安定感を取り戻している。その復調の裏側にあるとされるのが、この捕手による異例の「高いターゲット設定」だという。



きっかけになったのは、6月24日のニューヨーク・メッツ戦。今永はこの試合で5回1/3を投げて4失点を喫した。特に速球を狙い打ちされ、速球に対する空振りはわずか3度だった一方、同じ球種から3本塁打を許した。



これをキッカケに、カブスは原因として「ピッチティッピング」、投球前の仕草などから球種を読まれているのではないか…と分析したそうだ。今永の場合は、グラブの位置などで球種を見分ける手掛かりがあった可能性があるという。



そして、その次の登板から捕手ミゲル・アマヤが始めたのが、ストライクゾーンよりも大幅に高い位置にミットを構える方法だった。



これは投球をそこへ集めるためではなく、今永がセットポジションに入った際にグラブや身体の位置を一定に保つための「視覚的な目印」だったという。



つまり、捕手の高いミットを見ることで、今永は投球前のフォームを毎球同じ形に整えられる。相手打者へ無意識に送っていたサインを消すために、今永の視線をコントロールするのだという。



効果は数字にも表れており、当該のメッツ戦以降の今永は6試合、35回2/3を投げて許した得点はわずか7であり、被本塁打も4本に抑えている。



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捕手がストライクゾーンから大きく離れた場所にミットを構えるという、見た目にも奇妙な「球種バレ対策」。極めてアナログな方法ではあるが、今永にとっては大きな効果を発揮しているようである。



筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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