王者・鹿島が圧巻の“勝負強さ”見せつける大逆転勝利! 81分...の画像はこちら >>

鹿島がマリノスに逆転勝利(画像はイメージ) photo/Getty Images

立ち上がりから激しい試合に

8月7日、明治安田J1リーグがついに開幕。百年構想リーグを挟み、今シーズンより秋春制へ移行、Jリーグも新章を迎える。

そして、そんな新たな門出となるこの日にMUFGスタジアム(国立競技場)にて横浜F・マリノス鹿島アントラーズが激突した。

序盤は鹿島がボールを握る展開となったが、先制点はマリノス。右サイドを近藤が突破すると、三井寺が合わせてゴール。16歳の新星がマリノスに大きな得点をもたらした。しかし鹿島もすぐさま反撃。10分左サイドでFKを獲得すると、小川のクロスにレオ・セアラがうまく合わせてネットを揺らす。

立ち上がりから動きのあるゲームになったこの試合、17分に再び試合が動く。左サイドで三井寺が個人技を見せると、走り込んできた天野へパス。そしてその天野が絶妙なクロスを上げると、最後は谷村。16歳とは思えぬパフォーマンスを見せる三井寺がチームを引っ張る。

コンパクトな守備ブロックを敷くマリノスのディフェンスを前に、先制点以降はシュートの形があまり作れない鹿島。高いラインの裏を狙う攻撃を仕掛ける。
36分にはヤン・マテウスがカットインから強烈なシュートを放つが、これはクロスバーに弾かれる。前線の個の力で打開を試みる鹿島だが、マリノスも体を張ったディフェンスを見せ、失点を許さない。

マリノスは積極的に前からはめに行き、シュートカウンターからチャンスを演出。連動したプレスに鹿島も苦戦を強いられ、前半はマリノスの1点リードで折り返す。

1点を追う鹿島は後半から松村を投入。18歳吉田湊海に代わってピッチに送り込まれた。一方のマリノスは選手交代なしで後半を迎える。

早い時間に追いつきたい鹿島が攻勢を強めるが、次の得点はまたしてもマリノス。ロングボールを左サイドに流れた谷村が収めると、三井寺と天野との連携で抜け出す。最後は天野のクロスを谷村が沈め、開幕戦から2ゴール。マリノスはリードを広げる。

まずは1点返したい鹿島だが、マリノスの高い守備ブロックをなかなか攻略できず。
オフサイドが多くなる。柴崎を投入し、中央にテコ入れを行った鹿島はボールを保持し、両翼からチャンスを伺うも最後のクロスが合わず。1点が遠い。一方のマリノスは後半耐える時間が続くも失点を許さず。多くの選手が足をつってしまうなか、ハードワークを続ける。

80分攻め続けた鹿島にやっと得点が。右サイドから松村がクロスを上げると、鈴木が頭で合わせる。これはポストに弾かれるも、こぼれ球をレオ・セアラが押し込みゴール。残り10分の段階で1点差に詰め寄る。

勢いに乗る鹿島は85分、またしても右サイドから。松村のクロスをファーサイドで鈴木が頭で合わせると、ポストの跳ね返りを最後は徳田が叩き込みゴール。同点ゴールかと思われたが、VARチェックの結果、これはオフサイドに。
ゴールは無効になり、マリノスは助かる形となった。

両チームのサポーターの声が大きくなるなか、試合は11分のアディショナルタイムへ。93分鹿島は右サイドの松村がキレキレのドリブルを起点に鹿島に決定機。ファーサイドでボールを受けた鈴木がシュートを放つが、これはルベン・ブランコがナイスセーブ。しかし、VARの結果、鈴木のシュートがクルークスの手に当たったと判定され、鹿島はここでPKを獲得する。

キッカーを任されたチャヴリッチがこれを冷静に沈め、鹿島が土壇場で試合を振り出しに戻す。両チームもう一度、攻撃にスイッチを入れるなか、102分右サイドを抜け出したチャヴリッチがGKとの一対一を冷静に決めてゴール。鹿島が逆転に成功する。

生まれ変わったJリーグの開幕戦は予想以上の撃ち合いになったが、鹿島が勝負強さを見せ、大逆転勝利を飾った。

横浜F・マリノス 3 - 4 鹿島アントラーズ

横浜F・マリノス得点者
三井寺眞(7分)、谷村海那(18分、58分)

鹿島アントラーズ得点者
レオ・セアラ(11分、81分)、アレクサンダル・チャヴリッチ(98分:PK、102分)

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