2026/27明治安田J1リーグ第1節が7日に行われ、横浜F・マリノス鹿島アントラーズが対戦した。

 34年目にして“秋春制”移行という大改革を断行したJリーグ
新章の幕開けとなる一戦では、一度も降格を経験することなく、トップリーグを牽引し続けてきた2つのオリジナル10が激突する。複数回の指揮官交代に揺れ、苦しい残留争いを強いられた昨シーズンからの再起を図る横浜FMと、連覇を目指す“王者”鹿島アントラーズ。“聖地・国立”で幸先の良いスタートを切るのはどちらのチームになるだろうか。

 開始早々の7分にスコアが動く。横浜FMが知念慶の激しいボール奪取から速攻に転じ、近藤友喜が力強いドリブルで右サイドをえぐる。ボックス内深い位置からの折り返しに三井寺眞が合わせ、「16歳4カ月5日」というJ1史上2番目の若さでネットを揺らした。しかし、鹿島もすぐさま反撃。失点からわずか4分後、小川諒也のフリーキックにレオ・セアラが合わせ、試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた横浜FMは18分、三井寺が起点を作って天野純が左サイドのスペースへ抜け出すと、左足の絶妙なクロスに谷村海那が巧みに合わせ再びリードを奪う。その後は鹿島がボールを握り、37分に古巣対戦のヤン・マテウスがクロスバー直撃のシュートを放つなどチャンスを作るが、決め切ることができず。前半は2-1で終了した。

 後半に入り58分、横浜FMが鹿島を突き放す。
ロングフィードから敵陣左サイドで混戦を作り、三井寺の柔らかいパスを受けた天野がボックス内左へ侵入。ラストパスを受けた谷村がGK早川友基の逆を突くシュートを沈めた。一方、2点ビハインドとなった鹿島はなかなかチャンスを生かせずにいたが、81分に1点差に詰め寄る。松村優太が右から鋭いクロスを上げると、鈴木優磨のヘディングシュートは左ポストに嫌われたが、こぼれ球をレオ・セアラが押し込んだ。

 さらに86分には再び松村のクロスから鈴木のヘディングシュートがポストを叩き、こぼれ球を徳田誉が押し込む。同点かと思われたが、オフサイドで得点は認められなかった。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、鈴木優磨のシュートが相手選手のハンドを誘発して鹿島がPKを獲得。これをアレクサンダル・チャヴリッチが沈め、土壇場で同点に。さらに90+13分にはチャブリッチが値千金の逆転弾を叩き込み、鹿島が逆転勝利を収めた。

 次節は15日に行われ、横浜FMはアウェイで清水エスパルス、鹿島はホームで名古屋グランパスと対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 3-4 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 7分 三井寺眞(横浜F・マリノス)
1-1 11分 レオ・セアラ(鹿島アントラーズ)
2-1 18分 谷村海那(横浜F・マリノス)
3-1 58分 谷村海那(横浜F・マリノス)
3-2 81分 レオ・セアラ(鹿島アントラーズ)
3-3 90+9分 アレクサンダル・チャヴリッチ(PK/鹿島アントラーズ)
3-4 90+13分 アレクサンダル・チャヴリッチ(鹿島アントラーズ)
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