昨季バルセロナにローンで所属したラッシュフォード Photo/Getty Images
獲得しないという手もある
レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールは、紆余曲折のすえレアルとの契約延長を選んだ。レアルは2032年までの新契約を締結したと正式に発表している。
ヴィニシウスの契約交渉が難航していることを受け、プレミアリーグ王者アーセナルが同選手の獲得に動いていたが、結局アーセナルはヴィニシウスを獲得できないということになった。アーセナルの左ウイングは補強ポイントとして挙げられているが、アーセナルはどのようにターゲットを切り替えるのだろうか。
『football.london』は、可能性のある数人をピックアップしている。
一人はノルウェー代表として今夏のW杯でも存在感を示したライプツィヒのアントニオ・ヌサだ。ヌサにはアーセナルのほかトッテナム、ニューカッスル、アストン・ヴィラなどが興味を示しているという。ただし、ヌサは以前にブレントフォード加入にあたってメディカルチェックに不合格となったという過去があり、プレミア未経験ということもあって適性に疑問がある。
以前から興味を示しているとされているユヴェントスのトルコ代表FWケナン・ユルディズ、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWブラッドリー・バルコラも候補だ。しかしユヴェントスは移籍市場の初期段階でユルディズの売却を拒否しており、バルコラ獲得レースは今のところリヴァプールがリードしているとみられている。バルコラの値札と、アーセナルの評価額との間にはかなりの開きがあるという。
昨季バルセロナにローン移籍していたマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードという線もある。バルセロナへの完全移籍は実現せず、ラッシュフォードの去就は注目されている。移籍金も4000万ポンドほどと見込まれており、バルコラやユルディズを獲得するよりもかなり安く済むことになる。
純粋なウイングではないが、アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスという名前も引き続きさかんに報じられている。しかしアルバレスはバルセロナへの移籍を強く望んでいるとされている。
「獲得しない」という選択肢もあるだろう。アーセナルの左サイドにはすでにレギュラー格の選手としてガブリエウ・マルティネッリがおり、さらに今夏ギリシャ代表FWクリストス・ツォリスを獲得した。ツォリスは未知数ではあるが、プレシーズンでは良い働きを見せている。また、MFエベレチ・エゼを左で起用するというオプションがあり、昨季終盤ではこの形で何度か先発出場を果たしている。
ヴィニシウスを逃したアーセナル。今夏の動きにはさらなる注目が集まることになる。

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